まっくろいたちのレストラン

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まっくろいたちのレストラン

  • ISBN:9784265022434

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内容説明

孤独だったまっくろいたちがレストランをはじめました。やってきたのは谷の向こうのお嬢様。愛する人のため、できることは?島本理生と平岡瞳が灯す、森の奥の愛のお話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

226
島本 理生は、新作中心に読んでいる作家です。恋の絵本シリーズも読み続けて、第五弾(最終?)です。このシリーズの中では、ストレートな恋の絵本でした。恋の結末が白黒ハッキリつきました♡🐰♡ https://www.iwasakishoten.co.jp/special/koi/2020/05/20

ままこ

115
この話好き♡ストレートに胸に響く。孤独ないたちが開いたレストランは美味しくて大繁盛。そこへ心優しきお嬢さまが来店し…。平岡瞳さんの落ち着いたブルーを基調に差し色を効かした版画がとても素敵。ラストの後ろ姿の絵がいいなぁ。ポッと温かで幸せな気持ちになれる恋物語。2020/10/27

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

91
久しぶりに絵本を読んだ。やっぱりいいものだ。島本理生さんの本も初めて読んだ。直木賞作家との事。さもありなん素敵な内容。早くレビューしないと、老いた私は忘れてしまいそうなので取り急ぎ感想を。私はもともと平岡瞳さんの絵が好きなので読んでみた。わかる方もおられると思うが、倉敷の古本屋・蟲文庫を経営している田中美穂さんの本『わたしの小さな古本屋』(ちくま文庫)の素敵な表紙の版画が平岡さんである。絵のボリュームが圧倒的なのだが、負けず劣らずストーリーが静かで優しくて参った。孤独で真面目で優しいイタチ君、良かったね。2021/09/01

aquamarine

88
恋の絵本シリーズの中では、一番わかりやすく、王道なのかもしれません。でもそれがとてもいいです。島本さんの美しい文章が絵本になるとこうなるのか、という納得の安心感もありましたし、平岡さんの登場人物たちのしぐさや気持ちが伝わってくるような木版の絵もすばらしかった。青メインなのに、情景によって伝わってくる温かさが違うのにハッとさせられます。子供たちの傍らにいてくれる本、大人にも響く本…このシリーズのコンセプトにぴったりだと感じました。2020/09/03

☆よいこ

82
絵本。ひとりぼっちのイタチは大きな牙がコンプレックス。イタチはレストランを開いたが、お客を驚かせてはいけないと、背中ばかりを向けていた。冬に凍った川を渡りウサギがやって来た。ステキなウサギに好感を持ったイタチは少しづつ心を開いていく。ある日ウサギは婚約者の王子と一緒に来店した。王子は嫌な奴だった。ウサギが帰ろうと外に出ると、ワシが襲ってきた。イタチはウサギを守って傷つく。▽いい出会いがあってよかった。

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