新潮文庫<br> 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

  • 著者名:沢木耕太郎【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2020/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101235301

ファイル: /

内容説明

風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。此経啓助氏との対談「十年の後に」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ALATA

96
「まあ、これがインドっていうわけさ」物乞いの列、リキシャとの値段交渉、我が物顔で往来する白い牛。見るもの、触れるもの言葉が通じないのは当たり前だがガチガチの固定観念で生きる私には到底受け入れることは出来ない。まったく沢木さんの寛容性には驚かされる、胆力があって羨ましい。ただ、いろいろな人間関係がカースト制度で仕切られるところが深い★4※アシュラムで一緒になった此経さんとの対談もいい。「旅は道連れ余は情け」それにしても相棒に恵まれてますね。2025/02/20

ばう

64
3巻はインド・ネパール編。カルカッタ、ブッダガヤ、カトマンズ、ベナレスそしてデリー。え〜っ、ここでこの巻の話は終わり?そんな殺生な!うちには3巻までしかない…💦この先どうなるの⁉︎2025/08/19

eiro

32
本棚の整理。若者バックパッカーのバイブル、文庫本インド・ネパール編。あれから都市部のインドは大きく変わった。インド旅行について他人からよく聞いたのは、インドは世界中旅行して最後の行くところだと。町の猥雑さや、見たことのない事象、人間たち。結構衝撃的だった。特に強烈なのはベナレスでの火葬だった。インドの旅はとてもハードだった。バックパッカーは貧乏自慢や、技術指南も多いが、著者は主張も何もないように感じた。著者本人が言ったように、彼は風のように旅をしていたのだ。旅行記の枠を超えて、読み物としてとても面白い。2023/09/16

ゆみのすけ

29
インド・ネパール編は一段と現地の熱気・空気が濃い!日本の大学生とともにインドの子供たちと過ごした日々。川の近くの焼き場で死体が焼かれるのを取り憑かれたように眺めている様子。インドの人々をかき分け寝床を確保し、密度の濃い車内を過ごした長距離列車。物価が安く金銭面では過ごしやすいが、だんだんと無気力になっていくネパールでの日々。そして、旅行中初めて体調を崩し、うなされ過ごした日々とそこでの出会いと優しさ。読むこちらも熱量高く、たっぷりどっぷり楽しめた。2024/09/15

ちょん

26
インドが濃ゆい。インド行くと価値観世界観変わると聞きますが…果たして自分はどうなるのかな?今のところおっかなくて行きたいとは思ってないのだけど、いつかこの気持ちも変わるかな?2025/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16209113
  • ご注意事項

最近チェックした商品