文春文庫<br> 贄門島 下

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文春文庫
贄門島 下

  • 著者名:内田康夫【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2020/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167915490

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内容説明

贄送りの風習、里美家の文書、そして――
島の秘密に迫る浅見光彦は生きて帰れるのか!?

美瀬島で生まれた天羽紗枝子は、不可解なメッセージを残して消えた恩師・石橋洋子の行方を捜していた。
洋子のルーツを辿るうち、小田原と美瀬島が繋がり、さらに北朝鮮との関係が明らかに。
島に関わる政治と外交、贄送りの哀しい闇……浅見は生きて島から出られるのか!?
壮大なスケールで描く傑作ミステリー。

※この電子書籍は2006年8月に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書と紅茶🥰

2
嬉しい浅見光彦シリーズの新装版。閉鎖的な島に残る因習の真相は…意外なところに着地しました。美瀬島の情景も素晴らしい。ただヒロインの沙枝子が嘘の証言をするくらい浅見を警戒していたのに、ころっと掌を返すように浅見にべったりしだしたのが怖かった。島への愛着と浅見への恋心の間で揺れる複雑な乙女心が微笑ましいを通り越してイラっとする場面も。2020/08/30

sasasa

0
3件の殺人事件などを探っていくうちに、その背景には北朝鮮の問題がからんでくるなど、スケールが大きい作品に。 なかなか読みごたえがあった。2023/01/08

きらり4🅰️

0
北朝鮮、政治が絡んだ壮大なストーリーである。島でのその後がどうなったのか読みたい。2022/08/14

ラッキー

0
その人の立ち位置で何が正義なのかが変わる。最後までドキドキ出来て面白かった。2021/01/26

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