カドカワデジタルコミックス 「妊娠できるか検査」に行ってみた 20代でも要注意! 知っておくべき妊娠・不妊・避妊

著者名：森瞳【著者】/みくに【漫画】/齊藤英和【監修】

KADOKAWA（2020/08発売）

• ISBN：9784041098424

内容説明

「いつか子どもはほしいな、今じゃないけど」。
でもとりあえず「妊娠できるか検査」に行ってみたら
誰にも教わらない、20代から知るべきことがたくさんあった。


29歳で結婚した著者は、「子どもは35歳くらいまでにそのうちできれば」と考えながらも、
あるきっかけで、32歳のとき「妊娠力を調べられる検査」に行きます。
そこで自分たちは不妊という、想定外の事実に直面しました。

そして、不妊治療を経験することになって初めて知った妊娠に関する多くの知識。
もっと早く知りたかったし、もっと早く検査に行けばよかった。
でも、仕事を大切にしたい女性が増え、男女ともに晩婚化が進む現代において、
自分たちのように30代で子どもを考える人たちはたくさんいるだろうし、
「自分たちは当たり前にほしいときに授かれる」と考えているのではないか。
何より妊娠にまつわる知識は、学校や親をはじめ、誰かから学ぶ機会ってあっただろうか。
そんな疑問を持ちました。

「危険日って説明できる？」「精子・卵子の老化？」「不妊治療は絶対なの？」
そこで自分たちのような思いをしないために、既婚・カップル・独身を問わず、
20代からの男女が知るべき今さら聞けない性の基本から不妊までを、
体験漫画と、生殖医療専門医との対談によってお伝えします。

もちろん若いうちに子どもを持つことを推奨するのではなく、
必要な知識を得たうえで「子どもを持たない」選択をすることと、
いつの間にか「子どもを持てない」ことはまるで違うように、
後悔のない人生設計を自分の価値観で考えるための本で、
女性だけでなく、男性の問題としても公平に取り扱っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むさみか]

妊娠したいタイミングに 心と体と合ってなければ 自分の望む生活設計ができにくい 自分の体のことを お金をかけて検査するハードルが 高いので 体質を知るように　簡単な検査で 分かるようになるといいのになぁ 後半　不妊治療の話になりますが とにかく体の負担が大きすぎるんだよね

2021/02/25

[よーこ]

漫画だけでも参考になります！採卵のやり方、痛みはこの本で初めて知りました。夫にも読んでもらいたい一冊。

2020/09/07

[あやほ]

社会的な結婚適齢期と肉体的な結婚適齢期がずれ始めた現代。 この本が読めてよかった。 パートナーの方と一緒に読みながら考えるきっかにもなりそうな本でした！

2022/07/21

[たろーたん]

俗に言う危険日に出すってのはタイミング法って言う立派な治療方針である。ただ、そのタイミング法も健康な人がやっても妊娠率は25%らしい。「今日危険日なの…」というシーンを何度か見たことがあるが、25%なのか…と思うようになってしまった。あと、体外受精の卵子を取るなど具体的なイメージが自分はよく分かっていなかったので、漫画で表されてようやく理解した。正直、かなり痛そうと思った。

2021/04/05

[けろん]

とにかく25歳前後で健康で可能性が少しでも高いうちに妊娠・出産をしたい！と改めて思わされた1冊でした。時間が意外に迫ってきていて驚く。仕事があり、そう簡単にはいかないだろうし…

2020/11/01