内容説明
失われたはずのヒトガタ【旭】の頭部パーツが、海中から引き上げられた挙句、何者かに強奪された!? 激戦を終えたばかりの夕陽(ゆうひ)と契那(けいな)のもとに、息つく暇もなく、そんな情報が飛び込んでくる。二人は、直ちにその情報の発信源である東南アジアの街・ザイコンに向かうことに。そこで夕陽は、かつて自身が所属していた傭兵部隊「葬儀社」を裏切った男「墓荒(はかあらし)」と激突する! 謎めいた美女・西比嘉(にしひが)その他、新キャラも多数登場する超絶タイムリープアクション、第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
失われた筈の旭のパーツを追い東南アジアの街へと潜入する中、かつての仲間と怨敵と再会する今巻。―――走れ、撃て。その拳の先に見据えた怨敵を。 夕陽に負けず劣らずの濃い仲間と、変態の極みと言っても良い新たな強敵。火薬庫とも言える街を舞台に三つ巴の戦いを駆け抜ける巻であり、これでもかと言わんばかりにアクションとロボット同士の戦いが迸る、形を変えた熱さに火傷しそうになる巻である。謎の黒幕の思惑も垣間見える中、まだまだ続く因縁は果たして何処へ向かうのか。そして、未来は守れるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/09/03
八岐
4
★★★★ 喪われたはずだったヒトガタ「旭」の頭部を奪い、東南アジアはマフィアの抗争真っ盛りの悪徳の街に逃げ込んだ、妹の仇たる裏切り者のテロリスト・墓荒を追い現地に入る夕陽と契那、そして謎の仮面の女。かつての戦友たる葬儀社の仲間と合流し、別件で墓荒を追ってきたCIAも首を突っ込んでの三つ巴の戦いが幕を開ける。まさに王道一直線のエージェントアクションもののハリウッド映画さながらの大立ち回り。うん、アクションものとはこれだよ、と固く拳を突き上げたくなる街中でのド派手なチェイスに銃撃戦に大爆発に人型兵器同士の戦い2020/09/01
詞乃端
1
繰り返す【過去】を乗り越え辿り着いた【今】にて、新たな戦いが始まる2巻‼️かつての仲間や仇敵と、新たな登場人物達が加わり、様々な思惑が絡まり合うストーリーが熱いです。契那さんに、包容力だけではなく小悪魔感までプラスされ、本当にこの娘十三歳?と思ってしました(笑)あと、老け顔の夕陽は戦闘員としては優秀でも、まだ成人してない若人――って言うか、小学生かっ⁉️とツッコミをいれたくなりましたね😅混沌とした街での攻防に、夕陽の過去や葬儀社を掘り下げたり、新たな謎が浮かび上がったりと、見どころが色々ありました👍2020/09/10
niz001
1
『リローデット』かもしれんけど『デッドエンド』じゃない。濃い面子は増えるけども。2020/09/01