DBコミックス 鳩摩羅什

著者名：田丸ようすけ【著】

第三文明社（2020/07発売）

• ISBN：9784476081091

内容説明

西暦350年頃、インドの貴族を父に、亀茲（きじ=クチャ）国王の妹を母として生まれた訳経僧・鳩摩羅什（くまらじゅう=クマーラジーヴァ・羅什三蔵）の生涯を描く。彼は9歳の時、当時の仏教の中心地・　賓（けいひん）国に留学し小乗経（部派仏教）を学ぶが、帰国の途中、法華経を授けられる。その後、401年に後秦国の姚興（ようこう）王に迎えられて長安に入り、亡くなるまでの10年ほどの間に、74部384巻にのぼる仏典を翻訳。その訳業は「絶後光前」と讃えられたという。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[うろん]

鳩摩羅什、父と母の思いを継ぎ経典を漢語に翻訳した。 その時に、インドの習慣文化に基づく部分については、中国で理解しやすいように意訳をしているそうです。

2021/05/14