内容説明
「配属研究室が決まり、研究していくことになったが、未経験のことが多くて不安だ。」
「卒論をうまく書けず、指導教員からのダメ出しが多いし、怖い。」
「研究発表が不安だ。うまくできない。」
研究に対する、そんな不安や疑問は、本書で解決!
クイズに挑んでいるうちに、研究でつまずかなくなるために役立つ、研究作法・文書作成・プレゼンの基礎が身につきます。
ためしに、以下のクイズの答えを考えてみてください。
Q.卒業論文は誰を読者と想定して書くとよいか?
Q.論文の図表のキャプション(説明)は簡潔に書くべきか? 詳しく書くべきか?
Q.口頭発表の最後に、「ご清聴ありがとうございました」という聴衆への感謝のスライドを表示すべきか?
答えは分かりますか? どれも単なる好みの問題ではありませんよ。
実は、これらを含め、理系の研究活動における様々な問いには、論理的に根拠のある答え(方針)があります。
クイズの答えが気になる方、研究に対する各種の不安や疑問を解消したい方は、ぜひ本書を開いてみてください。
目次
1章 研究の“常識”
・科学とは何か
・研究の方法論とデータ処理
・データの適切な見せ方
・統計手法の正しい使い方
・研究倫理の基礎知識
2章 卒論・投稿論文の“常識”
・読者は誰かを考える
・卒論・論文執筆の基本
・理系らしい作文の書き方
・論文発表のルール
3章 科学技術英語の“常識”
・英語の特徴を知る
・日本人に多い文法の間違い
・論文らしい英語
4章 研究発表・プレゼンの“常識”
・スライド作りの基礎
・伝わる発表の仕方
・外国語でのプレゼン方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pyamatyantyan
とろろ
Wisdom
Takeshi Iyoda
りんこ