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内容説明
著者の祖父は出世し、成り上がるために“零戦乗り”になった。しかし、やがて祖父は特攻隊に選ばれ多くの仲間を喪う中、結果的に、生き残ってしまった。著者の祖父が語った青春。今と変わらない。等身大の戦争がそこにはあった。そんな「零戦少年」完結から4年、なんと、祖父の同期という方から連絡が…。祖父の同期が亡くなる前に伝えてくれた知られざる壮絶な祖父の秘密が…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
27
1作目がとても良かったので2作目も読了。こちらも良かったです。続編というよりは番外編な感じです。祖父安雄がなぜ軍人になったのかを漫画にした後で、安雄の元同僚からの連絡があり本当の安雄の当時の姿を知ることになるもの。やっぱり当時の若者は意気込みというか覚悟というか、何もかも今とは違うなと思いました。素晴らしい祖父、そして素晴らしい日本軍人が沢山いたのだなと改めて誇り高く思いました。2020/10/07
Mr.deep
3
聞き書きで練り込みが足りないのか、崇高な文学性すら漂わせた前巻と比べると正直あれれなできで残念2020/07/20
ajitako
2
続編が出ていたことに全く気付かなかった。よい出会いと続きだった。本はなんでも出すべきだな。しかし校閲が働いていないのか、山場で日付がコマによってコロコロ変わっているのが非常に気になる2023/10/17
