内容説明
ピルグリム・ファーザーズの北米プリマス植民から400年。いま改めて共和制とは何かを問う。それは「王様の首を切り落とせ!」ということだ! 本書は、アメリカ独立戦争も、フランス革命も、マルクス社会主義も、今につながる欧米の大事件と大思想はすべて、ユニテリアンというキリスト教の一派が淵源であると解き明かす話題作です。日本人の知らない真実のアメリカ史を一望千里に見遥かす「副島史観」―― 血塗られた“米欧近代篇”です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
8
宗教改革以降のキリスト教諸派がユニテリアンに収斂することを説いているのだが、煩雑で理解できない。また、何故ユニテリアンがフリーメイソンとイコールなのかも読み取れない。著者・副島隆彦の頭の中に構築されている世界観を文章として読者にわかり易いように説明することを放棄しているかのようだ。「着いてこられる者だけ着いてこい」とでも云わんばかり。高校時代の世界史の知識だけでは到底足りない。残念な読後感。2020/04/19
田中峰和
5
16世紀以降、近代ヨーロッパの英仏独、そして新大陸の関係性について宗教をとおして考察する。英国から新大陸に上陸したピルグリム・ファーザーズ。国教会から分離した彼らは弾圧され新天地を目指したのだ。彼らの信仰はカルヴァン派と考えられていたが、著者によるとユニテリアン。彼は日本で初めてカルヴァン派とユニテリアンの違いを主張したと自慢する。英国は国王、女王が神でそれを明治維新のとき日本に押し付けた結果、現人神が誕生したという説が面白い。三位一体を否定するユニテリアン、実はフリーメーソンを組織したのも彼ららしい。2023/08/26
diatom
0
ユニテリアンのこと、特に同志社との関連については、佐藤優氏のコメントを聞いてみたい。 国家神道のこと、示唆的でとても参考になったけど、納得できたわけではない。 英国の上訴制度について、最近の情報が反映されていないけど、学術書ではなくてザックリとした話を目指していたのだろう。これと同様に、自分の弱い分野について、ザックリ読んでしまった可能性があるので、かなり取り扱い注意の本。 勧めるかと問われれば、勧められない。でも面白い。2020/05/17
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