内容説明
チェスの少年少女全英大会に出場するためにやってきたイリサは、とつぜん何者かに拉致される。
真っ暗な地下室で目を覚ましたイリサは、部屋の床をチェス盤に見立て、現状を把握しようとする。
なぜ、自分が誘拐されたのか? 犯人の目的とは?
ときどき訪れる少年イライジャの言動になやまされながらも、イリサは脱出の方法を必死で考える。
いっぽう、イリサを拉致したのが連続少女誘拐犯とわかり、外では必死の捜査が始まっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イケメンつんちゃ
39
天才クイズに熱い街 天才クイズだどんとこい 帽子の下から 友達見たら みんな白い帽子かぶってた 安心安心一安心 天才クイズに出ただけで ヒーロー扱いに おそらく歌もほぼみんな歌える 膝小僧は三味線を弾く 有松には 郵便ポストは二つ有松 カーラジオの向こう側の高井さんが おっしゃっていました 二回目の読書 凄い衝撃を受けた 海外ミステリー 十人十色 海外もののストレートな表現に ハラハラドキドキ スリリングなオセロゲーム イギリスのマンチェスターユナイテッド 思わずぶっとびー 犯人はなあぜなあぜ きさらぎ賞2024/08/17
Shun
29
初めて聞く作家ですが、本作がデビュー作で出版された経緯が面白い。ブックフェアで話題となりヨーロッパでオークションになったと、こういう出版の形もあるのだと知り世界各国でも出版が決まっている今後も注目したい作家。内容はチェス大会の参加者で才気ある少女が監禁されながらも、チェスで培った頭脳を駆使し状況を打開するというもの。チェス巧者の頭脳戦を期待し、その内容は想像と違ったものの少女と相対した人物の素性を知った時の驚きはありました。またグリム童話を彷彿とさせる森や聖書の引用など目を引くアイデアは中々良かったです。2020/09/04
寒っ!!
13
題材には虫唾が走る。いくつかはっきりしない箇所があるが,大筋とは関係ないからいいかな。2021/04/29
青緑 空
7
13歳の少女イリサがあの過酷で絶望的な環境で、生還するための攻撃を冷静に何手も指し続けていたことに感心する。この手がダメだった場合の他の手も忘れずに仕込んでいくところは、さすがチェスで日頃からタクティクスを考えているだけのことはある。聡明な娘。緑色の美しい眼を持つ娘。母親思いの優しい娘。宝物のように育てていた子供を誘拐された母の心の内が想像できる。そしてこの事件の総指揮をする女性警視の胎児とイリサの生存をシンクロさせたストーリー展開が絶望感を増すこととなる。劇薬小説に分類しました。2023/07/28
bunnyman
7
【チェス盤の少女】読了 描写がとにかく美しいくグロい。 目の前に匂いや目の生気、肌の奥に流れる血色まで浮かんでくる。 地下に監禁された少女に2人の影。 グールとイライジャ。 イライジャの正体が明かされた時、全てが崩れ落ちて胸骨折られたかのような衝撃でした。 デビュー作か…。怪物だな。 2021/07/18




