ビッグガンガンコミックス ほとめくかかし 1巻

著者名：たつひこ【著者】

スクウェア・エニックス（2020/07発売）

• ISBN：9784757567177

内容説明

【かかしのエルザ、この島で働きます!!】
数十年の眠りから覚めた、不思議な動くかかし・エルザ。彼女は自分を目覚めさせた女子中学生・朋の力を借りて能古島で暮らしていくことにする。島で仕事を見つけたエルザは、傘職人への夢を抱く朋を応援しながら、島での生活を始めていく。不思議なかかしと多感な少女の友情と青春を描くハートフルファンタジー!![取材協力：のこのしまアインランドパーク]
(C)2020 Tatsuhiko

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[kenitirokikuti]

書店にて表紙買い▲中学生の女の子・朋が納屋で発見したのはしゃべる案山子・エルザであった。案山子！？　珍しいな。案山子といっても、朋ちゃんが傘職人志願ということもあり、唐傘お化けの仲間みたいな感じ。なお、エルザの胴体はマネキンのトルソーである▲舞台は博多湾に浮かぶ能古島（のこのしま）。向かいに金印で有名な志賀島がある。そっちは出てこないが。児童文学寄りのおセンチなお話で、九州の方言も柔らかい印象を受ける。西のことばに飢えてるのか、感情移入してしまうなぁ。東国・北国のひとはどう感じるのだろうか？

2020/07/25

[雪見だいふく]

動いて喋る案山子の女の子エルザと、傘職人志望で自分でも作ったりする女子中学生朋の交流記。 エルザが何故生まれることになったのかも気になるが、途中で指輪奪ったトンビ(アルファベット文字入り足輪付)や、指輪に絡んでいた紙縒りに入っていた種が、今後の話に関わるのかも気になる。

2020/08/08

[ゆこ]

某所にて。生きているかかしと女子中学生の織り成す日々のお話。エルザがどうして動いて喋るのか、そんな不思議さも気になるところだけど、眠っていた過去が気になります。朋ちゃんはお母さんと和解できてよかった。

2022/03/29

[ぬりかべ]

どこかのレビューサイトから 2巻完結のショート まるまる一巻使って母娘の不仲っぽい関係性を解消したようだね 巻数の割にだいぶ割いた感あり あとは斉藤さんとの関係性がどうだったのか、今はどうなのか 気になるところだね。 そもそも存命なのだろうか。

2023/02/07