メリッサ<br> どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

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メリッサ
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

  • ISBN:9784758021197

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内容説明

「ご安心なさって? 言われなくとも、乙女を抱くように優しく抱いて差し上げましてよ?」侯爵令嬢アニエスは、長年の片恋の相手であり婚約者である王太子のリュシリュールに婚約破棄を告げられる。彼の隣りには恋敵の姿が。どうせ愛されることはないのであれば、捨てられ虐げられることしかないのであれば、だったら最後に……。家を、そして自らの自由と矜持を守るために取ったあるとんでもない行動で、しかし何故かアニエスはリュシリュールに執着されてしまう。意地っ張りで素直になれない二人の縺れに縺れた恋の行方は……――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陸抗

28
拗れまくった王太子とその婚約者のアニエスの、関係修復までの話。とにかく王太子リュシリュールがめんどくさい。ある事情から幼少期から拗らせ、アニエスに素直に接することが出来ず、最後には八つ当たり?!謝罪も怒ってるようにしか聞こえず、説明不足なクセに空気読めと言わんばかりの態度。アニエスがかなりの行動派で、仕返しとばかりに行動して逃走しちゃうような子だったので、彼女には結構好感持てたけど、これは周りが相当ヤキモキしたんじゃなかろうか。諸悪の根元の王様は、もっと反省しろ。2021/09/06

りんりん

12
★★★★☆ 2020/08/26

なかよし

8
おもしろかったけど、私はヒーローが好きになれなかったー。 ヒロインにこんなヒーローと結婚して幸せなのか?と何度思ったか。。2020/07/26

あきら

7
電子書籍。始まりが面白そうな割には結局あっさり捕まって、お互いに素直になれないのにヤルことはヤってて…総合的にはただイチャイチャしてるだけなのでなんだかな、って感じです。もっと物理的にこじれた方が良かったのでは?2023/01/03

なにがし

5
こじれにこじれまくった両片想いかつ王道ハッピーエンドはまさにツボすぎて♡別れを切り出されて王子様を我が物にするヒロインなんてあまりにも斬新で楽しかった。王子様は最低野郎なのかと思いきや、長らくの王子生活での自制ゆえずいぶんこじらせまくった結果で、事実が明るみになり、アニエスを本当に大切に思っている姿は良かった♡しかしながら、言葉は刃物。前半の彼がアニエスに向けた言葉の数々は読了後も胸が痛いものがある。それにしてもふたりともお互いを傷つけて高揚するってどんな性癖の持ち主なのよ。両片想いの部分が特に良かった。2023/03/12

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