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内容説明
「大人になったら、どんな仕事にも就けるはず！」……そう思っていた主人公たち（小学生）も、今や大学生。現実は、甘くはなかった。３人の大学生たちの「就職活動」を通して、仕事・会社選び、働くことの意味を伝える物語。涙がボロボロこぼれるほどの感動。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
ティーンズコーナーから借りてきました。丁寧に構成されている本ですが、表紙から中学生向けだと思い込んで借りてきたら、中身は就職活動で悩む大学生のお話でした。最後にはすっかり三人の学生（+イヤミ君）に感情移入し、こんなに真摯な就職活動してみたかったな…と改めて思いました。娘まで読みふけっていましたが、難しかったそうです。そりゃそうだ。2022/05/27
なななお
24
本屋で見つけて、買おうかどうしようか迷い、とりあえず図書館で借りて良ければ買おう、と思い読んでみました。就職氷河期と言われて久しいですが、このコロナ禍で更に激しさを増しているようです。同じ学研が出している「なぜ僕らは働くのか」と違い、全編マンガですがいい内容です。自分は就活の時、こんなに真剣に企業選びや面接準備したかなぁ…と自省しつつ読了。結果、購入してこっそり子どもの本棚に置いておくことにします😋2021/06/20
はじめさん
21
漫画だけれど濃厚な就活本／ 中学時代の職場体験学習でも働く事についてピンとこないまま、中堅私大に進学した青年。サイクリング部でともに活動した、製菓業界志望女子と、大手志望男子とともに3人で就活開始。うまくいかない中、学校宛の求人なんかを司る就職部へ。そこに座す「先生」はかつて大企業の人事部で活躍したというエリートイケメン。体育会系実力主義、アットホームな職場etc誘われるまま企業訪問し、自分たちの未来のビジョンを固め、補助輪なして就活市場へ。かくして内定ゲットなるか。／ 面接で盛って入社しても互いに不幸に2020/08/02
spatz
15
大学の就職活動支援で出会った、スーパー先生。現実にはここまで寄り添ってくれる先生がいるかどうかわからない。けれど。まだ世の中に出たことのない学生に、適性、とか、向いてる仕事、自己アピールってどんな意味があるの？と言いたくなるのは、やりたいことや得意なことが早期にはっきりしている人（非常に少数だろう）とても自然なことだろう。 答えを出すのは自分なので、マニュアルはないのだけれど、悩める若者に、読みいやすい漫画形式。 #NetGalleyJP 2022/03/16
ヨシ
14
なななおさんのレビューを見て読みました。私の時代と全く違う就活の話に驚きながら読み始めたこの本。全編マンガのため読みやすい。単なる就活のテクニックではなく、何故働き何故就活をするのか…がよくわかり、とても感動した。全ての大学生に読んでほしいし、高校や中学の図書室にも置いてよいかも。小学生にははやいかな…と思いつつ、仕事についてこれほどわかりやすい本はないので悩ましい。2021/11/14
