teens’ best selections<br> リリース

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teens’ best selections
リリース

  • 著者名:草野たき【著】/中島梨絵【イラスト】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ポプラ社(2021/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591117347

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内容説明

「医者になれ」という父の遺言を守ってきた中3の明良。周囲の期待に応えるため、内心をひたすら隠してきて生きてきた。改めて自分と向かわなければならない時、何かが壊れ、その先に見えたものとは――? 瑞々しくもあたたかい極上の青春小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

35
青臭い少年よ、大志を抱く前に目の前を見よ!良い物語です。何のために生きるのか、家族が、友達が今考えていることは何か。自分だけは周囲と比べて特別だと思い込んで、優劣つけて、格好つけて。現実に気付いた時、周りを見渡してみて。君は幸せ者だよ。実際の家族環境や人間関係はこんな上手くいかないとはわかってますが、大事なことは伝わります。理屈でも何でもなく、今目の前にあるものを大切に出来ない時、迷っているとき、悩んでいるとき、思い出す。仮面被ったままじゃ、何も出来やしないんだ。少年の内面をさらりと撫でるような本。2011/09/15

あつひめ

32
自分の歩むべき道、実はそんなに簡単には見つけることはできないからみんなが悩み苦しみもがき・・・荒んだ生き方を選んでしまうのかもしれない。友情も家族の気持ちも1+1=2みたいな答えなんてない。答えが2になる式を考えようという方が正しいものかもしれない。改めて青春っていいなぁ~と思いました。やり直しがきく人生。まだ間に合う人生の歩み方を探したくなりました。草野さんは人の弱い部分を穿り出すのが上手な人だなぁとしみじみ感じました。2011/04/16

七色一味

24
図書館にて読破。この主人公、よくわからん。なんだか悲劇の主人公志願なのか、自らドツボに嵌る方向にのみ進んで行こうとする所が、妙に納得できない。お兄さんの万引が、ただの万引きで終わってしまうところも拍子抜け? まぁ、1時間半程で読みきれてしまうボリュームなので、そこまで深く物語を作り込むつもりもなかったのかな。これまた結構辛辣な書評ですが、読後感は悪くないです。ストレートな読者向きな本ですね。2011/10/30

はむちゃん

22
図書室本。同じ中学生だったけど、あんまり共感できるところはありませんでした…。 でも、明良が本当の気持ちを伝えられて、本当の自分を見せることができて良かったです。そして、それを受け止めてくれる?仲間がいていいなと思いました!友情ってすごいな、素敵だなって思いました 2018/10/22

雪丸 風人

21
優秀な外科医だった父さん。僕の生まれた日に事故であの世に行った父さん。そんな父さんの生まれ変わりと周囲に期待されて、僕は、いつしか本当の気持ちを隠しながら過ごすようになっていたんだ。文武両道でバスケ部のキャプテンという中2男子が、重荷に感じていた周りからのプレッシャーから解き放たれ、本当の自分を取り戻すまでを描いています。こうあるべきという信念はときに人を壊しますね。真面目一途も考えモノ。無理をしてつぶれるくらいなら、少しぐらいバカになってみることも大切だと教えてくれる本です。(対象年齢は12歳以上かな)2020/09/04

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