内容説明
自動車ローン証券化の先駆者となる絶好のチャンスを目前にしていた織田に、痛烈な事実が知らされる。大きな痛手を負って彷徨する織田が再会したのは、宿命の相手だった。日本と中国、引かれ合っては衝突するふたつの国の狭間で、人々の欲望と激情が爆発する。混沌と衝突を経て、新たな時代の始まりを予見させる会心作。解説は児玉清さん。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
8
児玉清の後書を集めてる本に載っていた本。面白くない。どうしてなのかと、わずかな時間、考えてみたのだけど、結局、登場人物のキャラが空虚なのよね。おまけに復讐譚なのだけど、復讐は成功するも、その質は相当に安直。なんなのよ、こんな経済小説と残念無念。経済の世界のとんでもない切った張ったの状況はここにはない。それにしても、児玉清の後書き本の勝率は今のところ、0勝4敗、私の時間はどぶの中。2013/11/05
あひる
4
経済小説って面白い。もちろん、人間ドラマがあるからだけどね。2014/12/03
ユウティ
2
文章は読みやすいんだけど、昔話でも読んだような感じ。復讐劇ってビジネス上の駆け引きが始まるんじゃないのか…。まあ2人が全て失ったというんなら、その方がリアルといえばリアルなのかもしれないけれど。これは経済小説とは言い難いと思う。青春小説だったらまだ納得できたかもしれないけど、登場人物の心の機微がお手軽すぎて冷める。2013/11/24
2beambitious
2
うーん。全体的なスピード感とかは好きだけど、終わり方が雑。2010/03/03
いえのぶ
1
日本と中国のハーフの若い男女が金儲けの野望を大手銀行の支店長に破られ復讐を画策する。面白くて一度に読みきれた。
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