講談社文庫<br> 崇峻天皇暗殺事件

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講談社文庫
崇峻天皇暗殺事件

  • 著者名:豊田有恒【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/07発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784061848061

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内容説明

臣下に暗殺された最初で最後の天皇、崇峻天皇暗殺事件の解明に、聖徳太子が挑戦! ――日本の古代史上最大の謎といわれる崇峻天皇の暗殺と、さらなる連続殺人……。当時の大陸渡来人との複雑な人間関係、熾烈な権力争い、奔放な性風俗などがからみあって発生したこの事件の驚愕の「真相」を、古代史研究家でもある著者が同時代人の聖徳太子の卓越した頭脳に託して解く、異色の傑作長編ミステリー。緻密な資料分析と想像力!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanamori

1
☆☆☆★2018/05/26

1
古代史ミステリであります。あらすじを読むと聖徳太子(厩戸皇子)が名探偵として崇峻天皇暗殺の真相を追究するような印象なのですが、実際にはむやみに関係者を疑ってかかるばかりで、血筋はともかく、天皇候補者として人格・識見に疑問が残るような。密室殺人の謎を解明してしまう仏師止利をはじめ、秦河勝、忍者の始祖大伴志能備等々、むしろまわりの仲間たちが優秀だったという感じです。奈良時代の風俗や衣食住の考証はまことに凝っているのですが、設定の消化に追われて、どうにも物語の面白さに繋がっていないのが残念。星3つ。2015/11/18

Berlin1888

1
崇峻天皇暗殺の謎に挑む聖徳太子(厩戸皇子)! …ではなくて、天皇暗殺の騒動の余波で聖徳太子がひどい目に合うお話。通説・伝説・俗説・異説・仮説、いろんな説をてんこもりにして繰り広げられる古代史人間模様は、日本最初の忍者までいたりして、聖徳太子を取り巻く仲間たちの描写は賑やかで楽しいものの、反面、太子本人は不憫なまでの流されキャラで、主人公としては物足らない。天皇家の関係者が唐突に殺されたり、聖徳太子の妃がずっと姿を隠したままだったりで、「お前、誰なんだ?」となってしまうこともしばしば。2014/02/04

冬至楼均

1
実行犯と黒幕とのつながりに多少の無理を感じる。それ以上に騎馬民族征服説が前提になっているのが疑問。2012/09/18

seiji3982

0
3時間30分にて読了。これは、朝鮮人を差別している連中に読ませたい小説だ。それと、有名人の不倫に吹き上がる連中にも読ませたい小説だ。安部昭恵さんに読んでほしい小説だ。2017/12/07

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