誰も書けなかった日本の経済損失

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誰も書けなかった日本の経済損失

  • 著者名:上念司【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 宝島社(2020/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299000583

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内容説明

「ダラダラ会議」や「サービス残業」など、企業が抱えている問題。「ひきこもり」や「待機児童」「空き家」など、日本の社会が抱えている問題。その多くが解決されず、今もなお放置され続けています。これら「日本が抱える問題」は、日本経済にいったいいくらの損失をもたらしているのか。なぜ、損失は日々垂れ流されたままなのか。経済評論家として活躍する上念司が、誰も書けなかった日本にはびこる「損失」に舌鋒鋭く切り込みます。多くの人が気づいていない、「本当のムダ」を見破るための一冊です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

16
サービス残業、ダラダラ会議、ひきこもり、待機児童、飲酒、喫煙、睡眠不足、NHK受信料、ネット遮断、台風、ブラックアウト、空き家、有給休暇未消化、消費税増税などなどありとあらゆるものを対象としてデータを示す。一生懸命働いても病気になれば損失となるが医者は儲かる。やはり、人間はお天道様とともに起床し、日暮れとともに床に付く。それが基本だと思う。憲法はそれを保障しよう。2020/03/20

jj

4
20年刊。経済ジャーナリスト上念氏。1生活・仕事に蔓延する損失 2企業戦略・社会政策がもたらす損失 3国家の戦略による損失。各項目ごとに具体例をあげて損失額を計算。着目点が面白く、興味深い内容。ただし病院インフラに関する損失は、一連のコロナ騒動により、誤りと認め撤回。この辺りは上念さんらしいところ。好感を持てる内容。2020/02/22

カラクリ

4
各テーマについて、著者の鋭い分析を加えるというよりは、著者の主張を支えるデータを提示している本。 個人的には上念さんの鋭い分析を期待していので、少し残念であった。本書を通じて伝えたい意図としては、おそらく「メディアが伝えている内容は真実とは限らない。本書のようにインターネットを通じて、自分で意見やデータを探した方が真実に近づける」と言った感じか。 メディアリテラシーがテーマの本かと。2020/02/16

ココアにんにく

3
生活、仕事、健康から気候、国際問題までいろんな「損」の数字が示されていた。試算の前提によって数値は変動しそうですが問題の本質がよく分かる。2020年1月末出版なので執筆時はまだ新型コロナ前。だけど最初がサービズ残業や会議について書かれているのが予言的(上念さんだけに)。リモートワークになって問題が鮮明化した通勤時間や印鑑等の問題がどんな数字か見てみたい。睡眠不足は関連本を読むと悪影響ばかりなので取り上げてもらって嬉しいです。payの赤字そんなに!お得期間だけ使おうと思っているので埋没費用になりそう。2020/11/09

dai267712

3
いろんなロスがわかって実に興味深い内容でした。ただ、温暖化の話題はちょっとデータが表面的で物足りなく感じましたね。いろいろ参考になる一冊でした。2020/04/01

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