内容説明
「はじめまして、僕は死神です。君の魂をもらいに来ました。」病室で目を覚ました真尋は、ある日突然目の前に現れた死神から三十日以内に自分の命が尽きることを告げられる。今まで入退院を繰り返しずっと一人ぼっちだった真尋にとって、死ぬことは何も怖くない……はずだった。しかし不器用だけど優しい死神と日々言葉を交わすうちに、どんどん彼に惹かれている自分に気がつく。もっと生きたい。けれど、無情にも運命の日は訪れてしまう。そんな真尋に、死神は今までついていた“嘘”を告白しはじめる――。
これは決して結ばれることのない、余命僅かな少女と死神の切ないラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keith
24
幼い頃から重い病を抱えて病院暮らしの真尋のもとに、ある日死神がやってくる。死神は真尋にあと30日したら魂をもらう、そのかわり願いを三つ叶えると告げる。ベタな話でだいたい想像はつく。それでもおっちゃんは泣いてしまう。2020/08/28
ひすい ☁︎**
21
読書感想文の本を探している時に、綺麗な表紙に一目惚れし購入☑︎ミステリアスな「死神さん」と病気と戦う「真尋」の切ない恋愛ストーリー。 「死神さん」の不器用な優しさの嘘に最後、誰もが感動します。表紙からは不思議と切なさが伝わってきました。ありがちなストーリーでしたが、分かりやすくとても読みやすかったです。ぜひ、読んでみてください☺︎2021/02/15
あやな
19
主人公の心情が分かりやすく、とても読みやすかった。死神さんとの会話のやり取りが読んでて微笑ましく、けれどその会話の時間はいつか終わりが来てしまう、と思うと心が痛くなった。ネタバレを見なければもっと感動していたのかもしれないが(自業自得…!)、それでもラストはうるっときた。ナナカワさんの表紙のイラストとても好き…2023/04/06
Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです
14
小さい頃から心臓病でずっと入退院を繰り返してる真尋。ある晩病室で目を覚ました時、突然目の前に死神が現れる。そして30日で自分の命が尽きることを告げられる。それを告げられても真尋は全然痛くも痒くもなかった。でも不器用で優しい死神と毎日言葉を交わしていくうち、彼に心が惹かれているのに気づく。そしてもっと生きたい、、そう願う真尋に死神は今までついていた切なくて優しい嘘を告白した-------。こうなるのかな?となんとなく予想はついていましたが、実際そう書かれてみると涙が止まらなくなりました。是非一度-----。2022/06/04
たっちゃん
13
すごく切ないけれど良い話でした。2021/04/25
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