くそじいじとカメラと私（分冊版） 【第2話】

著者名：うず

ぶんか社（コミック）（2020/06発売）

• ISBN：9784821139040

内容説明

この春に高校生になる杏は、突如として母に家を追い出されてしまい、代わりに祖父の家で暮らすよう言われる。奔放な母と違い、しっかり者な祖父との暮らしに息苦しさを感じる杏。しかし祖父の撮った写真がきっかけになり、次第に2人は打ち解けだす。花の高校生活で初めての友達と仲良く写真部に入部！　愉快な先輩たちと一緒に楽しい部活動!!　新しく始まった初めてだらけの日々で、杏はどんな成長をしていくのか――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Reticle]

微百合。ネグレクト気味に育てられ，祖父で写真家の秋人に引き取られた高校生女子・杏が，同級生の恵麻と共に入部した写真部で秋人に写真を教わるようになる。写真をテーマとした作品には，特定の被写体との私写真的な《撮る―撮られる》の閉じた関係を描くものも多いが，この作品はそのようなものは無い。その代わり，恵麻ほかの写真部員と様々な場所に出かけて開かれた世界を《撮る》，その行為の共有が主題となっている。撮影技術を向上させながら，生い立ちから欠けていた色々を教えてくれるメンター的な恵麻と関係を深める様子が良い。

2024/10/26

[KOU]

母子家庭で母親に彼氏ができたので、じいじと呼ばせたがる写真家の祖父に預けられた杏(あん)が、普通の生活を学びながら写真部で活動して行く話。母親との暮らしは貧困家庭レベルだったのか、それとも、母親がずぼらだっただけなのか。情緒が育ってないところが、主なギャグ要素な感じ。ナンバリングが無かったけど、終わる感じじゃなかったので掲載誌『主任がゆく！スペシャル』を見に行ったら、ちゃんと連載中でした。結構気に入ったので続きも楽しみだが、順調に行っても次巻は2021年末か。

2020/11/04

[あらい/にったのひと]

久しぶりのうず先生のまんが。しばいぬ子さんを終わらせた竹ではない。わらい。4コマまんがとして過不足なく面白い。うず先生っぽいまんがなのでついていきます。

2020/03/19