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内容説明
ベストセラー『言ってはいけいない』の著者が、男女のタブーに斬りこむ!
「週刊文春」の人気連載「臆病者のための楽しい人生100年計画」を新書化。
「女と男」は人類の最大の関心事ともいえる。この永遠のテーマが最新のサイエンスによって解明されつつある。野心的なタブーの挑戦のなかから、意外かつ誰でも楽しんで読める最前線の研究を紹介。果たして女と男の戦略のちがいとは……。
【本書の内容より】
●「美女はいじわる」は本当だった!?
●男は52秒にいちど性的なことを考える
●女は純愛、男は乱婚?
●女の8割は「感情的な浮気」に傷つく
●男のテストステロン・レベルは女の100倍
●女は合理的にリスクをとる
●父親の10人に1人は知らずに他人の子を育てている
●女は身体が感じても脳は感じない
●男は「競争する性」、女は「選択する性」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
107
わ~、これはこれはなんとも悩ましいというか興味深いというかwww。研究結果を基に述べられている箇所がとても興味深いです。論文とか出てるんですかね?もしそうであればオリジナルを是非とも閲覧してみたいです。2024/04/04
海月
75
前半は面白く後半失速気味な感じに…。進化の過程で男と女は違うプログラムで動いていた感じかな。ソフトウェアが違えば同じことするにも動作だったり考えが違うみたいなもので結構なるほどねと思うところあり。橘さんの書き方は毎回読み手を引き込むのが上手いなと思う。2023/04/10
k5
68
正直そんなにおもしろくはなかった。ホンマでっかTV見た感じなので、読んで損したとまでは思わないが、時間とお金の投資に見合うかは微妙。書く側からしたら、小説よりこっちが効率がよいのかと思うと悲しくなるけれど。2020/10/02
ふみあき
59
男性のテストステロン(性欲に関係するホルモン)は最大で女性の100倍だとか、刑務所で男性受刑者の半数が鶏姦を経験してるとか、平均的なゲイの経験人数について、100人超えが70%以上という奔放さとか(レズビアンでは2%強)の調査結果を見ると、男女の性の圧倒的非対称性が改めて分かる。性差を生物学的な知見から説明するのは、本質主義として左派は嫌うだろうが、事実を無視して社会のあり方を構想するのは不合理。フェティシズムが思春期の性的刺激に生涯拘束されるとかは、子育て中の親としては子どものネット環境に不安を覚える。2022/09/14
おいしゃん
41
男女のいき違いや感覚の違いは、往々にして身体の作りの違いから来ていて、身体の作りは人類の進化の過程や、狩猟採集といった古来の生活スタイルに由来することが、本書の多数のケーススタディからよくわかった。こう書くと、すごく堅苦しそうだし、類書もたくさんありそうだが、興味を持ちやすいテーマを選んで書かれているのが本書のポイント。2021/05/12