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内容説明
★『Think clearly』『Think Smart』の著者ロルフ・ドベリ氏による
世界的ベストセラー、待望の復刊!
★ドイツ『シュピーゲル』紙のベストセラーリストのトップテンに3年間にわたり、
ランクインした超ロングセラー!
★40を超える国で翻訳出版!
わたしたちは、なぜ誤った判断を下してしまうのか?
最新の知識と学術的な裏づけをもとに、失敗や不安につながる「思考の落とし穴」について纏め上げた一冊。
ものごとを見る新たな視点が、きっと手に入る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
40
『Think clearly』『Think Smart』に続くThinkシリーズの3作目で、先入観にとらわれずに、正しい選択をして、人生をよりよく過ごすための手法が解説される。ビギナーズラックとか希少性の罠とかストーリーの罠など、私たちが普段日常を過ごす中で陥りやすい落とし穴について、事例を基に解説されているので非常にわかりやすい、こういうことを知っておくと知らないでは人生の充実度も変わってくると思う。人間の認知バイアス(思い込み)に興味ある人にオススメ。2022/03/13
Tαkαo Sαito
38
読んでよかった。何度も見返したい。変化の激しい、不安定な世界で生きていくにあたり、そっと背中を後押ししてくれるようなチップスが、たくさん散りばめられている。2021/05/30
速読おやじ
29
ドベリのthinkシリーズ三冊目。原書はこれが一作目だった模様。私たちはそうと気がつかないうちに「思考の罠」に嵌っている。著者も例外ではない。直感が間違っている事が多いのだ。とはいえ論理的に考えるのは骨が折れる。あとがきで著者は”大きな損害が出ない場面では、頭を使って悩まずに間違いを起こすのを自分に許す”と。さて、気になった箇所をいくつか抜粋。▼権威をもつ人を批判的な目で見る→他人の影響を受けなくなる▼大量の選択肢の前では、まずまずの答えで満足する▼自分と考えが違う人と協力し合う2020/08/20
ネロ
25
認知バイアス&ドベリ氏からアドバイス。 ・脳は自分と反対の意見やデータをスグに忘れてしまう、なので敢えて自分の意見と合わないものを探す、記録する・「好感」を得るには①外見を整え②共通、共感点を探し③相手に好意(褒める)を示す・「過剰行動」正確に物事を判断できない状況では必要以上に積極的行動にでてしまう。状況がはっきりしないときは「何もしない」こと・「幸せが長く続くヒント」①長いストレスを避ける②物質的な喜びは短期間しか得られないと知っておく②たとえ収入が減ったとしても、自由、情熱を得られることに時間を割く2022/12/22
あつお
18
思考の宝箱。 人間は長年の狩猟生活を経て、思考形態を生存に特化させてきた。しかし現代社会では、その思考形態が仇となる場合も。本書では行動経済学をベースに、思考の歪みに気付くための52の方法を紹介している。代表的なものは①確証バイアス、②平均への回帰。①について、人間は始めの自分の判断を確実にする証拠ばかり集める。企業の面接でもこの傾向は顕著だろう。②について人の成績や株価は、平均値へ落ち着く。アメとムチ的な指導が正当化されるのはこのため。実際には意味が無くとも。 定期的に読んで、思考の歪みを修正したい。2022/07/05