システム開発・刷新のための データモデル大全

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍
  • Reader

システム開発・刷新のための データモデル大全

  • 著者名:渡辺幸三【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 日本実業出版社(2020/06発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784534057778

ファイル: /

内容説明

「データモデル」はDXの基礎技術!
昨今、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の必要性が喧伝され、多くの業界・企業で業務システムの刷新が進められています。しかし現実には、上っ面が今風になっただけの代わり映えのしないシステムが出来上がるケースが少なくありません。また、柔軟な仕様策定を期待して「アジャイル手法」を安易に取り入れたばかりに、いつまでも仕様が定まらない事態に陥っています。
その最大の原因は、データモデルに関するリテラシーが作り手側から失われたためです。データモデルは、システムの骨格といえる「データベース」の設計根拠となる重要な図面。ごく単純なシステムでない限り、データモデルを事前に確立しないままで開発プロジェクトが成功することは期待できません。

そこで本書では、さまざまな案件に関わってきた著者が、データモデルの読み方とともに、効果的なデータモデルを創造するためのノウハウを解説。順を追って読み進め、また練習問題をこなすことで、実践的なスキルが身につきます。
組織、取引先、簿記、商品、部品表、設備、在庫、売掛、買掛、受発注、契約など、さまざまな情報のモデリング事例が満載。文法だけでなく、数々の用例を業務知識とセットで理解することで、業務システムで扱われるデータの形を捉えるための筋道が見えてきます。

IT技術者がシステム設計スキルを身につけるためにはもちろん、システム担当者が開発業者のスキルレベルを事前評価するためにも必携の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sherlock Holmis

1
良心的な書物2023/03/17

Satsumaimo Marron

0
ここまでちゃんと考えてモデル化したことはなかったので、勉強になる。正規化に対する崩しの概念は経験則でやることはあったけど、ここまで考えてやってなかったと反省。2023/03/20

やま

0
プロセス志向なアプリが多いということの弊害について、力強く主張してくれている。 確かにこれまで携わったプロジェクトでも現行業務の解析から入っていくことが多かった。 完全に無駄では無いがどうしても引きずられることが多い。 本書では、法人活動をシステム化する際、応用の効く論理設計モデルを例示してくれている。 特に、コーポレート系システムの類型、テーブル間リレーションの分類、広く実装されているDB設計のアンチパターンなど、私にとって有用なヒントが沢山入っていた。 データ処理のための「器」の重要性を再確認できた。2021/02/12

Targaryen13

0
久しぶりに技術系の勉強に。 データモデルの大切さは私自身もよく言っているのですが、我流な部分も多いのでこの本を読んでみました。 結果的には少し期待と違う部分が多かったですが、アジャイル開発とデータモデルの関係性については良い気づきを得られました。2021/01/02

えあどろっぷ

0
データベースは、システムの骨格であり変更が利きにくい点で、システム開発時に重要視されるもの。 ユーザー、開発者問わず、その理念と手法が学べる本。 読む際には、以下を参考にしてみてください。 1,4章→★必読。DB設計の意義、進め方 2,3章→DBモデリングの基礎知識 5章以降→業務時のリファレンス2020/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15480161
  • ご注意事項