内容説明
明治維新150年―先人の智慧と気概
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
2
最初と最後は司馬遼太郎特集と分析を中心にとても充実していましたが,後半にはつまらない読み物もありました。明治維新という幅広いタイトルなので,致し方ないのでしょうが。範囲をもう少し絞って,ページ数も3分の2位にすれば,密かなベストセラーになったかもしれません。☆:3.52018/01/07
Ohe Hiroyuki
0
明治維新をキーワードに論稿を集めた一冊。▼一通りの内容はカバーされている。巻末には読書案内もつけられており、それぞれの関心によって読める内容になっている。▼私としては、法律家の一人として、大日本帝國憲法をはじめとした明治法制史に着目している。▼歴史はあっても、法(国家)はなかった時代に、先人たちが何を考え、どのような契機から法律が作ったのか。単に法の仕組みのみならず、法制史に着目して学んでいく必要を感じる内容であった。2018/05/05