小学館文庫キャラブン！ 浅草ばけもの甘味祓い ～兼業陰陽師だけれど、お隣に“鬼上司”が住んでいます～

著者名：江本マシメサ【著】/漣ミサ【イラスト】

小学館（2020/06発売）

• ISBN：9784094067750

内容説明

陰陽師兼会社員女子の上司はホンモノの鬼？

浅草で働く会社員、永野遥香のもう一つの顔。それは、人知れず浅草の町を守る『陰陽師』。毎晩仕事帰りに浅草を見回り、町のくらがりにひそむ怪異を、独自に編み出した〈甘味祓い〉で祓っているのだ。
　そんな遥香の心を乱す存在が現われた。それは、京都からやってきた新しい上司、長谷川係長。イケメンかつ有能な長谷川は、たちまち女子社員の熱い視線を浴びるが、遥香だけは感じていたのだ。この邪気……ただ者ではない！
　やがて、壮絶な牽制と嫉妬による負の感情が社内に渦巻くようになり、発生した邪気が遥香を襲う。実は異常なほど周囲の人間を魅了する長谷川には秘密があった。彼は最強最悪の怪異、ホンモノの“鬼”だったのだ。お互いの平和のため、長谷川と手を組むことにした遥香だが、鬼と陰陽師の組み合わせは前代未聞の事態を生むことに――!?
　浅草を舞台に、兼業陰陽師と鬼（←ホンモノ）上司が繰り広げる、危険なラブコメディ第二弾登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えりこんぐ]

シリーズ②。共に怪異退治をする契約を結んだ遥香と長谷川係長。前巻より距離が縮まって、ポロリとこぼれる係長の本音がかわいい(´∀｀*) 武闘派ハムスターもかわいい(´∀｀*)お茶会にさらっと現れた桃太郎なる人物..今後強敵になりそうな予感。【積読93】

2021/07/07

[ありす]

やっぱりこのシリーズは面白い。2作目にしてだいぶ二人の距離は縮まった感じ。二人の恋路も楽しみだけど、それよりも陰陽師の活動や遥香の作る料理やお菓子が美味しそうで、しかも簡単そうで興味がわく。そして今回嬉しかったのは、ちょこれいと堂や未読ではあるけど花色衣が登場したこと。こういうシリーズものでシリーズ越えての繋がりが見れるのは楽しみの一つですよね。遥香の能力を見いだした長谷川係長。遥香の気持ちの変化で次作がますます楽しみになりました。【シリーズ2作目】

2022/09/13

[mariann]

長谷川氏の思考がどんどん偏っていっておりまするぞ… 激甘溺愛ですなぁ。 今回は浅草に(長谷川氏ではない)鬼が現れたとな。 それを退治するために海外から戻った叔母の織莉子さん。長谷川氏と対峙して⁉︎ まだ未読だけど花色衣の方たちも出てきているようで。美味しそうなお菓子もちゃんとてんこ盛りでした。　そして永野家の人たち、実父を含めてなぁんか嫌な感じ。手に負えないとなると狸寝入りですか？その間に怪異はどんどん大きくなりますよ？　今作で、1番強いのは遥香ちゃんかも知れないと気付いた。癒しパワー、素晴らしい。

2020/11/03

[陸抗]

遥香の甘味祓いを手伝うようになった、長谷川係長。邪気が無くなってきたからか、小学校レベルの嫌がらせは無くなったけど、別の方向へ向かってませんか…？大丈夫か？遥香の叔母との関係や、一族の力関係なんかも徐々に明かされたけど、実は遥香が一番力が強いのかな。続きも楽しみ。

2020/06/08

[hautan]

シリーズ二作目。お菓子も美味しそうだし二人の関係が近づいて来ました。番外編が・・・(n*´ω`*n)ですねえ

2021/12/02