いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教えるDXを支える開発手法

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教えるDXを支える開発手法

  • ISBN:9784295008835

ファイル: /

内容説明

DX時代を迎え、成長しつづけるIT市場のスピードに合わせてビジネスも変革を迫られる昨今、「アジャイル開発」が注目されています。アジャイル開発は、短期間でリリースして改善するサイクルを繰り返すことでニーズを的確にとらえ、すばやくプロダクトを送り出すための開発手法です。
本書は、ソフトウェア開発の現場でアジャイル開発を実践してきた著者陣が、その知見を丁寧にまとめたものです。どう実践してよいかわからないという人でも読んだその日から自分の現場で取り組めるように、具体的なやり方が豊富な図とともに解説されているのが特徴です。

●本書はこんな人におすすめです。
アジャイル開発を実践したいエンジニア
DXを推進したい経営者
アジャイル開発を業務に活かしたい企画担当者など非エンジニア
過去にアジャイル開発に取り組んだが挫折した人
具体的なプラクティスや実践ノウハウを知りたい人

目次

表紙
著者プロフィール/購入者限定特典電子版の無料ダウンロード
はじめに
目次
Chapter1 アジャイル開発の世界
Lesson01 アジャイル開発を始める
Lesson02 進化するIT市場
Lesson03 ビジネスモデルの変化
Lesson04 見えるソフトウェア、見えないソフトウェア
Lesson05 ユーザーとソフトウェアの関わり
Lesson06 アジャイル開発とは何か
Lesson07 アジャイル開発の源流「カイゼン」
Lesson08 アジャイル開発の広がり
Lesson09 千里の道も一歩から
Chapter2 なぜアジャイル開発なのか
Lesson10 従来型の開発手法「ウォーターフォール」
Lesson11 顧客が本当に欲しかったもの
Lesson12 ソフトウェア開発は不確かなもの
Lesson13 ソフトウェア開発の贅肉
Lesson14 手戻りできないウォーターフォール
Lesson15 アジャイルは不確かさと踊る
Lesson16 なぜアジャイル開発なのか考える
Lesson17 現場への「Why Agile?」の伝え方
Chapter3 アジャイル開発がもたらす変化
Lesson18 チームの成長とプロセスの進化
Lesson19 個人と対話
Lesson20 動くソフトウェア
Lesson21 顧客との協調
Lesson22 変化への対応
Lesson23 職能横断型チーム
Lesson24 自己組織化チームとリーダーシップ
Lesson25 アジャイルチームの成長戦略
Lesson26 筋肉質なソフトウェア
Lesson27 質とスピードは両立する
Lesson28 経験から学ぼう
Chapter4 アジャイル開発の中核にあるコンセプト
Lesson29 アジャイル開発の3つのコアコンセプト
Lesson30 チームのフォーメーションを定める
Lesson31 チームの共通理解を育む
Lesson32 チームの活動する場を用意する
Lesson33 少しずつ形作る
Lesson34 構想とプロダクトを合わせる
Lesson35 反復的に作る
Lesson36 反復的な計画作り
Lesson37 反復的な作成物レビュー
Lesson38 チームで仕事をするコツがアジャイルには存分に詰まっている
Chapter5 小さく始めるアジャイル開発
Lesson35 アジャイルのはじめの一歩
Lesson36 タスクの見える化
Lesson37 状況の見える化
Lesson38 タスクのサイズをチームで見積もる
Lesson39 日常の見える化
Lesson40 ペアで作る
Lesson41 やったことの見える化
Lesson42 プラクティスの習慣化
COLUMN 変化を担うチェンジエージェントになる
Chapter6 上手に乗りこなすためのカイゼン手法
Lesson43 より上手にレベルアップする
Lesson44 流れるように自動化するには
Lesson45 エンジニアリングでテストの無駄を解消する
Lesson46 チームの活動が形骸化し始めたら?
Lesson47 散乱した見える化を棚卸しする
Lesson48 成果の停滞感に直面したら?
Lesson49 契約ってどうするの?
Lesson50 プラクティスを自ら実践し自ら作る
Lesson51 日本の既存の組織に合わせて拡大させる
COLUMN アジャイル開発が難しいのではなく、ソフトウェア開発自体が難しいのだ
Chapter7 アジャイル開発の理解を深める
Lesson52 なぜ、アジャイル開発は誤解を生みやすいのか?
Lesson53 アジャイル開発は早く安くできる?
Lesson54 アジャイル開発は見積もりしない?
Lesson55 アジャイル開発は計画しない?
Lesson56 アジャイル開発はドキュメントを書かない?
Lesson57 アジャイル開発は要件定義しないの?
Lesson58 アジャイル開発は設計しない?
Lesson59 アジャイル開発はテストしない?
Lesson60 アジャイル開発は本当にできるのか?
COLUMN 問いを立てる
Chapter8 アジャイル開発はあなたから始まる
Lesson61 素直な声に耳を傾けよう
Lesson62 アジャイル開発の学びを深める、広げる
Lesson63 アジャイル開発を始めよう
COLUMN 誰に向けた「やさしさ」なのか?
おわりに/謝辞
参考文献
索引
スタッフリスト
奥付
裏表紙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

34
アジャイル開発の場合は、理解や合意形成に「動くソフトウェア」それ自体を用いるところに特徴がある。ドキュメントによる事前の整理と定義に時間を費やすのではなく、作ったソフトウェアの振る舞いから、認識合わせを行う。認識が違っていた場合や、振る舞いから新たな発見(作るもの)があれば、次のタイムボックスで適応する考え方だ。もちろんソフトウェアの動きだけで認識を揃えられないもの、揃えにくいものもある。ビジネス上必要なルールの実装や、セキュリティ要件、要件上必要なデータ構造などだ。2021/02/07

shikada

21
短い期間でリリースし、フィードバックを受けて改善するアジャイル開発を解説する1冊。従前のソフトウェアは売り切りで、時間の経過につれ環境に適応できず価値が落ちていくものが多かった。現在はサブスクが普及し、ユーザを放さないためには絶えずサービスを改善することが必要になっている。「ソフトウェアの機能の6割は使われない」実態を踏まえて、ユーザが本当に必要としてるものを炙り出すために、動くソフトウェアをとにかく触ってもらうことが大事。小さく試して軌道修正、を繰り返す。なんか人生でも大事な考え方かもしれない。2022/11/01

vinlandmbit

19
図書館本。アジャイルの基礎の復習として読了。2023/03/09

冬佳彰

15
アジャイル開発の教育を受講し、書籍も読み、何個かプロジェクトも経験したが、ぶっちゃけ「ある種の日本型の組織には、アジャイル開発って無理なんじゃないか?」という感触は変わらないなあ。内向きの生真面目さとか、浮動する仕様に耐える胆力がないとか、既存の組織の硬直化とか、契約形態とかでね。本書は、アジャイル開発を構成する要素や場面、ツール、意識付けなど全般に関して記載されている。まあひとつの項目が2~4ページなので、本書のみでアジャイル開発ができるとは思わないが、入口のヒント集としては良いものだと思う。(続く)2021/03/24

プランクマン

13
相変わらずウォータフォールの現場は数多いだろうし、なんちゃってアジャイル開発になってしまっているとかも多そうだ。 開発手法だけに限った話ではないがまず本書にある通り、変わることに対して全員が同じ理念やビションを共有、目指す姿勢を持つことが、とにかく大事だと思う。 有名な2:6:2法則でいう、やる気の2のメンバーだけじゃいつか破綻するし、やる気メンバーのモチベも必ず萎えよう。 変わりたくないバイアスをどうすれば良いか。今は出世や金でモチベを釣れるとは限らないし、前提の解決が何より大事。 2021/03/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15721074
  • ご注意事項