ソーニャ文庫<br> 狡猾な被虐愛

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ソーニャ文庫
狡猾な被虐愛

  • ISBN:9784781696751

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内容説明

――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ

子爵令嬢の小早川環は、
父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。
初客として現れたのは、かつての下男で、
初恋相手でもある相馬圭吾だった。
今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。
だがそれは、妻や愛人にするためではなく、
環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。
昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。
縮まぬ距離に傷つく環だが、
深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!?

卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛 !


【目次】
序章
一 屈辱の再会
二 母の呪縛
三 拝跪する恋情
四 狂いだす歯車
五 浅薄な目論見
六 ねじれる想い
七 崩壊
終章
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまと

13
以前プレイした乙女ゲーム蝶の毒 華の鎖を思い出す作品。 ヒーローのヘタレ具合をどう感じるかで楽しめるか、そうでないかが決まるかな? 愛さえあれば、ドMなヒーローでもオッケイなので私は楽しめました。何気にツンデレ?ヒロインも可愛らしいかな。 2020/06/06

アキナ

6
既に書かれている方もおられますが、姫様呼びが大好きな蝶毒ファンは読んで損はなし。斯波さんのように成り上がったヒーローが真島のように姫様と呼んでくれて藤田のように以下略。好きな人にはたまらないヤツです。エンドもいい。吉原の場面はそれはそれで別なゲームを思い出した、それもまた良し。2020/06/08

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