内容説明
メンタリストDaiGo氏熱烈推薦!
「リア充をぶっ潰せ!
内向的な人のほうが成功する方法のすべてがここに」
成功する人は外向型という常識を覆した、
全米ミリオンセラー。
相対性理論も、『不思議の国のアリス』も、グーグルも、
生み出したのは物静かな人だった!
内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。
外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。
同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。
*本書は2013年に刊行した『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』(講談社+α文庫版は『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』)を原著者の承諾を得て再編集した縮約版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざっく
20
前に読んだ本と内容がほぼ同じであったので、筆者が同じだからかと思っていたが、その本のまとめ版であったようだ。とはいえ、ほぼ同じ本を読んでも、また新しい発見があるから面白い。外向型と内向型の違いは、楽しみを与えてくれそうなものに近づくか、痛みをもたらしそうなものを避けるか、どちらの側面が強いかにも現れるようだ。日本人は、コロナ禍で見事な自粛を見せた一方で、ワクチンを忌避する傾向があることを考えると、痛みを避ける側面が強く、内向型が多いのだろうなと思う。難しそうではあるが、ユングの本にも手を出してみようかな。2021/06/04
ニャンリッチ
15
タイトルと内容にズレがあるように感じたが、内向的な人間の有用性を知る。「もっと社交的に!」「ハキハキしろ」といったプレッシャーを受け、それと現実の自分とのギャップに苦しんでいた10代の頃の自分に読ませてやりたかった本。無理に外向性のペルソナを被るな、例えば2008年のサブプライム問題はイケイケどんどんなテンションが引き起こしたものだ、自分に言い聞かせていこう。でもね、外向型の人間って、内向型人間のブレーキとなる警告を聞きやしないんだよね〜。2020/11/08
はるき
15
既刊の縮小版でした。内向的、外向的と単純な振り分けはできませんが、やや内気な人には嬉しい内容です。素でいいって嬉しいことです。2020/06/16
chie
14
本書によれば、性格型は「安定した外向型」「不安な(衝動的)外向型」「安定した内向型」「不安な内向型」の4種類に分けられる。そして本書の対象は、ある程度外向性よりの内向型ではないかと思われる「安定した内向型」の様な気がした。私は「不安な内向型」にあてはまるのだろうけれど、自分を無理して変えようとする必要はないのだなと、参考になった。自分の性格を変えたいと思っていても一向に変わらず、本当に私は自分を変えたいと思っているのか疑ってしまう自分であることに気づいた。2023/06/08
takehiro
13
私はモロに内向型ですが、外向型とどちらが良い悪いではなく、それぞれの特性を理解して仕事でもプライベートでも人生に活かしていくことが大事なのかなと思いました。2023/12/15