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内容説明
【内容紹介】
逆風のなかを生きる人間学の宝庫
この古典には、しぶとい雑草の精神、したたかな生き方が示されている。
【著者紹介】
著述業(中国文学者)。
昭和7年、宮城県生まれ。
東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『中国古典の名言・名句三百選』『「貞観政要」のリーダー学』『完本 中国古典の人間学』『「老子」の人間学』『全訳「武経七書」』(全三巻)(いずれもプレジデント社)など多数。
目次
【目次抜粋】
まえがき
第一章 しなやかに生きる
第二章 さわやかに生きる
第三章 したたかに生きる
第四章 たくましく生きる
第五章 おおらかに生きる
第六章 リーダーとして生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kur96
2
読み人によっては、実戦的な人生の知恵がかかれているのかもしれない。今の生活様式の中でも、活かせるのかも。2021/08/11
森田裕之
1
中国思想における、オモテの「論語」とウラの「老子」。オモテだけでは堅苦しいし、ウラだけでは統制がとれない。両者のバランスをうまく取ることが大切なのだろう。 老子の言う指導者の4つのランクが興味深かった。最低なのはバカにされる指導者、次が恐れられる指導者、その上が敬愛される指導者、そして最上が存在することさえ意識されない指導者。なるほど。2012/05/13
ニニギ
0
まあ、中国古典のエピソードをちらほら知れたのは良かった。2013/10/17
AZALEA
0
★★★★★2012/12/10
taki
0
ひと言で言えば処世のミカタ 水徳五訓 一、淡々無味なれども、真味なるものは水なり 一、境に従って自在に流れ、清濁合わせて心悠々たるものは水なり 一、常に低きにつき、地下に在りて、万物を生成化育するものは水なり 一、無事には無用に処して悔いず、有事には百益を尽くして功に居らざるものは水なり 一、大川となり大海となり、雲雨氷雪となり、形は万変すれどもその性を失わざるものは水なり (p.38) 「貧しくして怨むなきは難く、富みて驕るなきは易し」 貧乏していても人を怨まない、これは難しい。2010/05/13