少年チャンピオン・コミックス 逃亡者エリオ 3

著者名：細川雅巳

秋田書店（2020/05発売）

• ISBN：9784253217569

内容説明

エンリケの母レオノールをペドロに処刑されたエリオたちは、エンリケの領土アストゥリアスを目指し逃亡する。だが、ペドロの重臣アルブルケルケと刺客マエストロが現れて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

初読みの時おすすめと書きましたが、予想通り世間には認知されなかったのが、チャンピオン漫画らしくて切ない。3巻でのデボラさんは？エリオの温かい心に触れ自身の心を取り戻して行く様子が、戦いの師でありエリオとララの殺害を指示した先生との師弟対決の中で描かれます。冷酷な殺人狂から血の通った1人の人間になれた事に安堵しました。エリオの言葉は飾らない言葉でカッコ良くもないんだけど、暖かい気持ちと優しさが心にスッと入り込むのかもしれませんね。温かく優しいエリオが弟殺し。俄かに信じられない。過去編で語られるか4巻に続く！

2024/04/27

[地下鉄パミュ]

これかなり面白いです。おすすめです。おすすめしてもジ○ンプの漫画のように広がらないと思いますが、おすすめです。①エリオの性格は一見飄々としているので考えが掴みづらいが、その目はしっかりと目的を見据えた目をしている。本筋では語られなかった過去の話しに何かがありそうです。何が語られるのか？興味津々。②デボラの因縁の対決。悲しき笑顔が印象に残る。気持ちは前に動き出した証拠か。デボラの存在がエリオらパーティーのアクセントになっているのは確か。③尊備ブラザーズのようなコンビネーションを見せるエリオ&パブロ兄弟。

2020/05/23

[笠]

3.5 積読消化。エンリケ伯の領地に逃げ込む一同。デボラもバルドももう完全に味方だな。エリオは王の護衛になるために徒手格闘の英才教育を受けていたのか。弟を殺すに至るまでには何があったのか、続きは次巻。

2021/10/15

[たー]

この巻でエリオの過去編がスタート。エリオはなぜ弟を殺したことになってるのか？その謎に迫ります。しかし、過去編も中々魅力的な登場人物が出揃ってます。かなり読み応えがありそう！まだ世の中にそんなに知られてないのかもしれないけど、相変わらず本屋に売ってないんです。面白いんだけどなぁ…。

2020/05/11