内容説明
世の中で起きていることに我慢がならぬ。作家・林望(リンボウ先生)は、おこっているのだ。軽重な風潮、見過ごせないことに怒り、訴えるエッセイ集。格調高く、小気味よい名文は読み手を本の中に引きこみ、気づけばあなたも「おこりんぼう」。すさまじい勢いで変転する世の中でときには、世に逆らう頑固さも大切だと教えてくれる一冊。会員409万人と言われる、実践倫理宏正会の機関誌『倫風』の連載をまとめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴柊のばあば
5
古希を迎えられたのですね。好きなもの、嫌いなものをハッキリされているところが気持ちいいです。2020/04/29
かんちゃん
0
同じ位の年の人が、おこりんぼうするのだから、もう少し共感できるかと思ったらそうでもなかった。 何故かなと考えていたら、30歳まで親に面倒をみてもらって、いたからなんだ。 どこか甘いな、ということでした。 切れ味が良くない。2023/06/05
ご〜ちゃん
0
リンボウ先生の語り口は、きれいな日本語で、人を煽ることなく淡々と述べている感じが出ていて、上品だと思う。2021/08/01