使ってはいけない言葉

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使ってはいけない言葉

  • ISBN:9784910053141

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内容説明

忌野清志郎名言集。

忌野清志郎デビュー50周年企画。忌野清志郎氏の残した古びないメッセージの数々を、著作、出演雑誌、出演番組、ファンクラブ会報、ライブMCなどから網羅的に収集し、現在のファンだけでなく、未来永劫「これからキヨシローファンになる若い人たち」のために残す、それが本書の目的です。

【著者】
忌野清志郎
バンドマン。1951年4月2日―2009年5月2日。1968年、高校在学中にRCサクセション結成。1970年、「宝くじは買わない」でデビュー。「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」「い・け・な・いルージュマジック」など多くのヒット曲を放ち、日本のロックシーンの開拓者として後続へ多大な影響を与える。1991年にバンド活動休止後も、ソロ活動のほか俳優、サイクリストなど、活動は多岐にわたる。また日本語の使い手としての才能も高く評価されており、『十年ゴム消し』『瀕死の双六問屋』など著作多数。

目次

Part1 ぼくら夢を見たのさ
Part2 わかってもらえるさ
Part3 いい事ばかりはありゃしない
Part4 うまく言えたことがない
Part5 つ・き・あ・い・た・い
Part6 あきれて物も言えない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

105
樹木希林のものをはじめ、有名人の名言集というのは今や定番のドル箱(?)出版物なのだろうが、本書は饅頭本と違い、亡くなって随分経ってから出たものだ。その昔、「若者が政治に関心を持たない時代は良い時代だ」と主張した爆笑問題太田に、きちんと反論した忌野清志郎。今になってあの時の清志郎の言葉が正しかった事がわかる。特に安倍政権になってからのあんな事こんな事、若者も大人も無関心だったからこそあれよあれよと露見した悪事に我々は無力だったではないか。今だからこそ意義がある忌野清志郎の言葉達。居なくて淋しい忌野清志郎。2020/05/12

MICK KICHI

74
清志郎さんの金言。1日1ページづつ大切に読ませていただきました。誰しもが感じるであろう、忌野清志郎という存在の大きさ。今年ほど感じられた事は無かったと思う。虚偽に塗れた世の中を嫌い、ロックという武器で抗って見せたその姿が今でもクッキリ脳裏に浮かびます。原発やマスメディア、社会の胡散臭さに対して撒いた毒が如何に清々しく感じたか。コロナ禍に苦しむ世の中で、清志郎さんならどんな行動と言葉を残してくれただろか? そうリアルに思えるのは、ジョン・レノンと忌野清志郎以外は思い浮かばない…2020/12/12

美紀ちゃん

51
高校生の時に、カセットテープで何回も何回も聞いた。RCサクセションが大好きで、ライブにも行った。「上を向いて歩こう」は坂本さんの歌よりRCが好き。今はドロスとかワンオクとかエルレとかブルエンとか聞いてるけど、元々はここが私の原点だと思う。RCサクセションとか甲斐バンドとかね。ロックが好き。忌野清志郎さんの言葉が詰まった1冊。2020/07/11

たまきら

34
唐突に忌野清志郎。何の説明もなく、前書きもなく、ただただ忌野清志郎。セックスピストルズにだまされたような、忌野清志郎にほだされたような。キツネにつままれたような。でも、彼の言葉にはきちんと言いたい信念があって、そこにぶれはないのだ。夫婦で大笑い。フジロックの、妙に照れくさそうな歌声と、豊洲のぶよぶよの地面と山の空気を思い出しました。2020/12/27

コンチャン

26
歯に衣着せぬ物言いで、ズバッと核心を突くような言葉が出てきます。こんな世の中だからこそ、清志郎の言葉が必要とされているのかもしれませんね。また再読したいと思います。2020/07/16

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