新潮文庫<br> カエルの楽園(新潮文庫)

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新潮文庫
カエルの楽園(新潮文庫)

  • 著者名:百田尚樹【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2020/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101201924

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内容説明

国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

250
#比喩がもはや比喩になっていなくてwww。#リアル感半端ない!。#どうしてもどうしても書かずにはいられなかったんですね、百田さん。#最終ページの次のページに「この物語はフィクションであり、実在の・・・」がシュール過ぎてwww。#ハンドレッドって、あんた自身が出てきてどうするんや!2021/07/08

さばかん

181
寓話。    ここまであからさまだと少し萎えるが、内容は笑えない。    だってそのまんまだもんそのまんま。    あまりにもそのまんますぎて空恐ろしい。    人(仮)はここまで愚かになれるのか。    「理想を抱いて溺死しろ」          思考を止めるな。2017/09/11

あきぽん

177
安全保障問題に対して改憲派である百田尚樹氏が、その思想をカエルを擬人化した寓話の形で著したもの。グサグサ突き刺さる日本人への警告の書である。(他の国の人でもそうだろうが)日本人は特に、きれいごとの建前ばかりを見ていて現実を見ようとしない、エライ人に追従し自分の頭で考えようとしないところがある。私は改憲派ではないが、現実を見ることと自分の頭で考えることは心掛けたい。2017/10/03

takaC

159
よく知ってる(人間の)国の状態にとてもよく似ている。 2017/10/29

hitomi.s

143
絵本のような一冊。描かれているものは、私でもわかる。ちゃんと冷静に状況を見なければならない、と言いたいのもわかる。芯のある人間でいたいけど、大きい声にはクラクラ目眩がしてしまう。どのカエルも「私に似てる部分ある」とまでは行かないが、どのカエルの要素も、あるような気がする。クラクラしたら、流される前に、家族にでも話を聞いて貰おう。2018/01/08

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