内容説明
仙女の末裔・楚花琳は、付喪を具現化できる『顕現の力』と不死の身体を持つ。それを知られたくなくて引きこもっていたが、『覇者の剣』事件を江家の長男・智星と次男・飛耀と協力し解決するも、そのせいで、皇帝に気に入られ、そのまま初の女性官吏として都に残ることに。一緒に事件を解決した飛耀は花琳の力を知っても気に留めず、変わらず接してくれる。そんな彼と離れずに済んだことは嬉しいのだが、皇帝から後宮の殺人事件を解決せよ、との命が。しかも、どうやら毒殺のようで……。
◆電子限定特典:桜川ヒロ先生書き下ろし短編『智星と小玲』を収録♪◆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
66
シリーズ第二弾、新刊。うふふー♡読み終わってニヤニヤです。やっぱりこういう平和で王道ラブ展開ってイイネ♡今回も楽しませてもらいました。付喪の出番少なめかなーと思っていたらそこで出てくるのね!舞台が後宮になったからか、前回よりは血腥さアップです。でも大胆で積極的な飛耀が中和してくれています!笑 花琳の身体の新たな疑問、椿&牡丹とのちょっと切ない未来の可能性など、気になることも増えました。続きも楽しみ。でも編集?校正?さーん!普通に読んでただけでも10箇所くらい誤字脱字を見つけましたよ!!気が散るから辞めてー2020/04/19
yamakujira
5
仙女の子孫で不死の肉体を持ち、古物に宿った付喪を呼び出せる16歳の少女、花琳は、前作で皇帝に気に入られて官吏として都に住みはじめたが、後宮で発生した連続不審死事件の解明を皇帝に依頼され、彼女を庇護する武官の江兄弟たちと後宮に潜入することになった。シリーズものとは知らず、前作を読んでいないから、キャラ設定にとまどうところもあったけれど、さほど困らずに読めるライトな中華ファンタジーだった。異能の少女、人外の童女、イケメン武官、屈強なオカマ武官、おちゃめな皇帝、毒薬、妖魔、てんこ盛りだねぇ。 (★★★☆☆)2021/11/19
あい
4
事件解決はおまけで、挿絵があってもいいくらい、かわいい2人のやりとりを楽しむお話でした。2020/09/27
hotate_shiho
3
花琳と飛耀の関係が、ちょっとだけ進みましたね。付喪神のせいで、事件が起こったけど、いろいろ事情があったのか・・・。面白かった。2020/04/13
わぴねむ
1
かわいいふたりだなぁ2020/08/01