マーガレットコミックスDIGITAL 三日月とネコ 1

著者名：ウオズミアミ【著者】

集英社（2020/04発売）

• ISBN：9784088444079

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/12/24～2026/1/6】
「第1回anan猫マンガ大賞」の大賞受賞作！　恋人でも家族でもない、猫好き男女3人暮らし。書店で働く40代お一人様女性の灯（あかり）は、30代女医の鹿乃子（かのこ）、20代のインテリアショップ勤務の男性・仁（じん）、みんなの愛猫のミカヅキと仲良く暮らしている。熊本でごく普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番【普通ではない生活】をしているものの、その生活はとても楽しくて……。三日月の様に満ちていく途中の、迷えるオトナ3人といとしい猫の共同生活物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[manamuse]

前回読んだのはトクマで、こちらはマーガレット。書店員40代の灯ちゃん＋精神科医30代の鹿乃子さん＋インテリアショップ店員20代の仁くん＋ネコのミカヅキ。3人と1匹(2匹)は、熊本地震がキッカケで同居生活を始める。欠けてるんじゃないよ。満ちる途中でしょ？人生なんてさいごまでずっと。なんというか…とてもグッとくる。

2024/03/09

[小梅さん。]

年齢も性別も違う3人の関係が好き。 相手を尊重しながらも、踏み込みすぎない。 猫のミカヅキもなんかいい感じ。 続きがココハナに掲載ということで、他社で出た時に読んだのを買い直し。 来月には2巻も出るので楽しみ。

2020/10/31

[かなっち]

映画化に興味を持ち、無料版の1巻を試し読みです。恋人でも家族でもない、猫好き男女の3人暮らしが描かれていました。年齢も20代30代40代とバラバラで、中にはlesbianの人もいますが、縁があってこの暮らしになった今を大切に楽しんでる様子が眩しかったですね。おまけに、そこに至るまでの苦悩や、胸に刺さる言葉の数々には共感することもあって。家族といえど一緒にいると疲れる身としては、こういう同居生活に憧れながらの読了でした。機会があれば、全巻制覇したいですね。

2024/06/23

[チューリップ]

地震をきっかけに出会った人たちが3人と1匹で同居する話。性別や年齢もバラバラなんだけどお互いを尊重して穏やかだけど賑やかに生活している感じが読んでいて心地良かった。灯ちゃんが親に色々言われるのに対しての事とか今の時代の幸せとは何か、みたいな話で良かった。

2021/06/28

[クマリカ]

少女小説の古典氷室冴子の雑居時代を思い出した。　女女男の組み合わせの同居。　恋愛を持ち込まないようにセクシャリティを都合よく調整されている。(若干の抜け穴あり)　血族でも婚族でも無く、恋愛や性愛でも無く、共通の価値感(猫)を持ち、共に生活する幸福をめざす共同体としての家という理想。　地震天災とLGBT、シスヘテロの結婚出産理想の価値感低下、新しい家の提案。

2021/08/30