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内容説明
江戸時代前期、将軍徳川綱吉時代に行われた「生類憐みの令」を題材にした作品で、悪法に苦しむ人々を救う謎の使者白面夜叉の活躍を描いた単行本デビュー作『白面夜叉』。
不慮の死を遂げた恩師の仇を討つため、苦難の道を歩む剣士の姿を描いた『涙の仇討』。
亡き父を尋ね歩き、数奇な運命に巻き込まれた少女を描いた『愛の調べ』。
長編三作を収録。若き日のつげの、漫画への情熱がうかがえる力作群。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Asakura Arata
6
1955年に貸本屋の若木書房から出された長編3篇。一年間に3遍は量産だなあ。なかなか葛藤的なストーリであり、大人が読んでも読み応えはある。2024/08/18
kana0202
1
貸本屋時代の作品。大きいのが良い。解説も普通によい。2023/04/28
かやま
0
名前だけは知っていたつげ義春のデビュー作含む初期作品3本。この時代のマンガは絵柄も手伝ってかシリアスなシーンでもどこか牧歌的で、意外とギャグやユーモアテイストもかなり含まれている。今のマンガに慣れていると多少退屈ではあるけど、今読んでもそれなりに面白いのは凄いなあと思う。2020/06/09