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内容説明
文豪――それは数多の名作を世に残した大作家たち。そんな彼らも、恋をすればかっこうよくなんていられない。想いの詰まった恋手紙から、文豪たちの知られざる素顔が見えてくる! 時に笑って時に泣ける、珠玉の恋愛物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいらかずよ
5
夏目漱石のツンデレ感とか谷崎潤一郎の変態の一言とかやっぱり文豪って色々おか…残念(笑)白さんとか樋口一葉は王道。芥川龍之介が意外だった!2020/04/30
みどり
4
文豪たちの並べた言葉はどれもこれも状況にぴったり当てはまっていてすごい。1巻では夏目漱石、北原白秋、樋口一葉、谷崎潤一郎、芥川龍之介のラブレターにまつわるお話が各1話ずつきれいにまとまっています。どのお話も良かったけど、芥川回は特にラブレターって感じがして好き。「この頃ボクは文ちゃんがお菓子なら頭から食べてしまいたい位可愛い気がします」ってキュンすぎるわ〜〜作家すごい……。あと谷崎回の前半は笑いました。こんなエキセントリックな手紙と御主人様ごっこによく付き合ったな松子さん……(笑)2020/09/02
kujira
3
文豪ものって数多くあれど、つまりそれって彼らがものすごーくネタの宝庫であるがゆえのことであり、そして取り扱う題材が既に美味なのだからあとは調理法さえ間違えなければ美味しくなることは必然であり。というわけで非常に萌えさせていただきました。成就した恋の恋文だけでないところが、毎回テイストが違ってよいなと。夏目漱石と芥川龍之介の話が好み。2020/07/06
航輝
2
文豪達の恋文とそれを元に当時のそれぞれの想いをマンガにして表現された一冊 誰もが知る文豪達の淡い想いから情熱的な手紙の内容に読んでるこっちがドキドキするくらい 現代語訳に直すとストレートで凄く情熱的 想いを隠さずストレートに作品に向けた樋口一葉の姿はカッコいい2023/02/22
sai
2
素直じゃない漱石と鏡子。桃水と一葉、師匠と弟子、作家として。エキセントリック谷崎とそのごっこ遊びにどこまでもついてった松子。垣根越しの逢瀬が積もっていく、白秋と俊子。 どこまでも真っ直ぐな龍之介と文。 ここで描かれる彼ら彼女らは、文豪としての1場面に過ぎないけれど。小説や詩、言葉にのせて何かを残そうとしてきた文豪がたった1人に向けた思いや言葉が人間としての熱量がとんでもなく心に刺さるのだ。グッとくるなぁ…。好きだなぁ。2020/07/29