講談社＋α新書 会計が驚くほどわかる魔法の１０フレーズ

著者名：前田順一郎【著】

講談社（2020/04発売）

• ISBN：9784065195079

内容説明

超一流の公認会計士が伝授！
この１０個のフレーズを理解するだけで、会計のすべてがわかる。
全サラリーマン、特に新入社員必読の書！

「アラリが増加したのは、ウリアゲが増加して、ゲンカの増加も抑えられたためです」
「ケイツネが減少したのは、アラリが増加した一方で、ハンカンヒも大幅に増加してしまったためです」
「ゼイマエが減少したのは、ケイツネは増加したのに、多額のトクソンが発生したためです」

超一流の会計士が言うから、ウソじゃない！
実はこの3つのフレーズだけで、会計の半分は理解できます。

アラリ＝粗利＝売上総利益
ゲンカ＝原価＝売上原価
ケイツネ＝経常＝経常利益
ハンカンヒ＝販管費＝販売費および一般管理費
ゼイマエ＝税前＝税引前当期純利益
トクソン＝特損＝特別損失

会計は漢字だらけで難しい。
ＰＬ（ピーエル）とかＢＳ（ビーエス）とか言われても頭が痛い。
そんなあなたこそ、この本を手に取ってください。

まずは「略語」を覚えて、「魔法のフレーズ」を使いこなそう！
東大→ＭＢＡ→霞が関の会計士がイチから教える
驚くほどわかりやすい会計の本

【著者より】
本書の執筆に当たり、私は会計に携わってきた２０年以上の経験の中で得た全ての知識やノウハウの中から、皆さんに本当に必要だと思われるものを入念に選別しました。そして、そのエッセンスを、たった１０個のフレーズにまとめました。それが、本書の最大の特徴である、会計が驚くほどわかる「魔法の１０フレーズ」です。
本書は「専門用語のややこしさ」と「仕訳（しわけ）のとっつきにくさ」という、会計を学ぶ上での二つの厄介な問題を、「魔法の１０フレーズ」を用いることで根本的に解決しました。その結果、会計の入門書でありながら、一回読めば、皆さんがしっかりと深く会計が理解できるようになるという、画期的なものになっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ココロココ]

ネットで見て面白そうだと思い、購入。ちびちび読んでいたので、やっと読み終えた。会計って何だろう。ちょっと勉強してみようかな、と思った方が手に取ると良いような本。簿記3級に挑戦してみよう、というぐらいのレベルかと思う。損益計算書や貸借対照表を見て、ある勘定科目が増えたり減ったりしている原因は何なのかというのがクイズ形式で書かれている。正直、タイトルにあるような魔法という感じは受けなかったので、騙されたと思う人はいるかもしれない。それでも、分かりやすく平易な言葉で書かれているので、さらっと読むには最適。

2021/04/08

[Sleipnirie]

貸借対照表とか損益計算書をまったく知らない人に向けて、出てくる専門用語がどんな意味で使われてるのかを解説。軽いノリで読者をひたすら持ち上げる口調になってる。

2021/12/10