内容説明
教師という立場ではなく人として、本をきっかけに思いを子どもたちに語ることで、響きあいが生まれ、いつもとは違う教室になる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
16
本を通して人と触れあうこと、ブックコミュニケーションの実践例。本の紹介とかブックトークというと敷居が高い気がするけれど、こんなふうに気軽に本について子どもたちと話し合える環境があればいいなと思う。 それには担任の先生が適任なのだろう。先生にこの本を紹介したい。学校司書の実践例も少しだがあった。絵本を子どもたちに渡して読んでもらい、自分たちのことを自由に話してもらうというの。これぞコミュニケーションだよね。本を通じて人を知る、ということの実例だな。2020/01/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
ブックトークとはまた違う、本のもつ力を伝えコミュニケーションを図るというもの。紹介されていた本(特に中学生向き)が数冊あったので読みました。紹介が小学生・中学生に実際しているものでしたので、言葉選びなど参考になりました。2020/04/20
うー
13
読み聞かせやブックトークはどうしてもどこか一方的になってしまう。本を通じて『心の響きあい』を重視したものがブックコミュニケーション。 ポイントとして【先生という立場で考えることを優先しない】【子どもたちに投げかけた言葉はクラス30人いれば30通りの受けとめ方があり、30通りの本への近づき方があることを常に意識する】【伝えたいことへ一直線に向かうのでなく、視点を広くもってずらしてみせる】 【自分の結論まで引っ張っていかない】
Boo
12
本を読んで感じることは人それぞれ。先生が教師の立場からではなく、1人の人間として本を通して感じることを自由に語るブックコミュニケーション。新しい言葉ですね!紹介する本は伝えたいことがストレートに書かれた直球でなくてもいい。本を通して伝える思いが生徒への思いやりにあふれていて、紹介されている本だけでなく、その考え方や発想がとても勉強になる1冊。2020/02/09
三色かじ香
4
色々な本を通して、コミュニケーションのきっかけを作れることを知りました。これを大人数の子どもに対して実施するのは技量が問われそう。2024/11/10
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