新潮文庫nex 暗号通貨クライシス―BUG 広域警察極秘捜査班―（新潮文庫nex）

著者名：福田和代【著】

新潮社（2020/04発売）

• ISBN：9784101801872

内容説明

冤罪で死刑執行されたはずの天才ハッカー・水城陸は沖田シュウと名前を変え、全世界的警察機構・広域警察の極秘捜査チーム〈BUG〉に与して生き延びていた。しかし世界経済を覆しかねない暗号通貨の鍵が沖田にあるとわかったとき――巨悪が牙を剥く！　執拗な追跡者の襲撃や協力者の死。内通者の企みによって徐々に追い詰められる沖田。自らの尊厳をかけた孤独な反撃が今始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

次々に関係者が死んでいく中で、誰を信用していいのかわからないというスリリングな展開。かなり引き込まれた。意外な真相や前向きなエピローグが良かった

2020/07/23

[桜]

前作うろ覚えながらサクサク読めました。　◯◯ペイとかすらしてない私としては、暗号通貨のくだりはハテナでしたが…。それにしても沖田君攫われ過ぎ(⁠^⁠～⁠^⁠;⁠)⁠ゞ　父親は沖田を道具としてしか思ってなかったのか。今後のリナとの行方は。亮太もお母さんに逢わせてあげたいし。続き望みます。

2024/06/15

[どんぐり]

BUG続編。世界を変える力がある暗号通貨を巡った陰謀、裏切り。　主人公は冤罪を晴らすことができるのか。物語が二転三転し、ドキドキしながら読み進められた。 推進派、反対派の攻防は楽しめたが、暗号通貨についてもっと深掘りして欲しかった。

2020/06/16

[スプリント]

前作も読んでいます。 終盤の予想外の展開に引き込まれます。

2020/06/27

[ぷぅ]

息子 購入本。誰が裏切り者で、誰を信じればよいのか！？命を狙われピンチを何度もくぐり抜け、冤罪を晴らすことができ、最後は、すべてがハッピーエンドではないけれど、落ち着くところに落ち着いた感じで、本中のドキドキをほっとさせてくれた。再読するとまた違った見方ができて面白そう。

2020/05/16