内容説明
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・120年ぶり大改正の民法ポイントを短時間で理解。法定利率、消滅時効、保証、契約不適合などの変更点をわかりやすく解説します。
・改正法の内容を85のポイントに分け、1項目を見開き2ページ(横組み)で解説。左ページにポイントと説明文、右ページに図解を入れ、改正前と改正後の違いがひと目でわかるようになっている。平易な言葉遣いで説明します。
目次
第1章 意思表示・消滅時効
錯誤復代理人を選任した任意代理人の責任 ほか
第2章 債権の規律と保全
法定利率、履行不能 ほか
第3章 多数当事者の債権関係
連帯債務者の一人に対する履行の請求、連帯債務者の一人による相殺 ほか
第4章 債権の譲渡・消滅
債権譲渡制限の意思表示の効力、譲渡制限を悪意・重過失の譲受人に対抗できない場合 ほか
第5章 約款・契約各論
定型約款の合意、定型約款の内容の表示 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
7
2020年に施行された改正民法の重要ポイントをコンパクトにまとめた本です。なかなかよくまとまっており復習するのに便利な一冊。六法の条文を引きながらきちんも読み込むと3時間では読みきれませんが、見開き左ページの文章を読むだけなら、本当に3時間で読めそうです。ところで、施行から既に3年経過しているにも関わらず、かなり稀ではありますが「瑕疵担保責任」という記載のままになっている契約書を見かけます(苦笑)小さな組織では法務がいないのかもしれませんね。大きな法改正があったときくらいは勉強する必要があると思います。2023/08/14
クサバナリスト
6
積読本のまま放置していたが、やっと読んだ。 連帯債務、保証債務等に関し、絶対効、相対効がかなりすっきり改正されている。約款に関しても条文化するなど、多くの点で改正効果を期待。復習必須。2020/05/10
ひるあんどん
0
殊のほか図解の出来が良いと思う! また解説も改正の背景が書いてあるおかげで、結論(法的効果)の理解がしやすい。 ただし私は「3時間」では「わかる」どころか、読み終えることすら無理だった。 まぁ「⚫️時間で~」なんて謳い文句がアテになった試しはないんですけどね……(笑2020/05/31