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内容説明
中東に第2のシリコンバレーがあった。
なぜイスラエルではイノベーションが起き続けるのか。
国防軍のエリート組織「タルピオット」、注目の起業家への取材などからその秘訣を探る!
アマゾン・ドット・コム、アップル、フェイスブック、サムスン電子・・・・・・。
現在では300社以上のグローバル企業がイスラエルに研究開発拠点を設置している。
日本企業の動きも目立つようになってきた。
2014年には楽天が、スマートフォン向け無料通話サービスのバイバー・メディアを買収、
2016年にはソニーが半導体メーカーのアルティアを買収した。
注目を集めるイスラエルのイノベーションを生むための秘密は国防軍にあった。
本書の監修を担当したTomer Shussman氏はタルピオット・プログラムの元インストラクター。
国防軍のなかでも精鋭部隊と名高い「タルピオット」で行われている、イノベーションをうむための秘密を日本で初公開する
目次
第1章 「中東のシリコンバレー」イスラエル
第2章 「スタートアップネーション」の誕生
第3章 イスラエルを支える「エコシステム」の秘密
第4章 なぜ、日本企業にイスラエルのスタートアップが必要なのか
第5章 イスラエルスタートアップと組むヒント
第6章 イスラエルとの協働から日本を変える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山のトンネル
6
イスラム圏の人と仕事をする上で彼らの価値観を学べる。2022/01/02
hekisui
6
◆タルピオットとは、成績優秀な高校生約1万人の中から選抜された50人が受けられる技術エリート養成プログラムで、イスラエル国防軍、ヘブライ大学、産業界が共同で英才教育を施す。◆1970年頃から政府が企業の研究開発に対して助成。ハイテクグローバル企業がイスラエルに研究開発拠点を設置し始める。1993年のヨマズプログラムでは、政府が1億ドルを投資して、10件のベンチャーキャピタルを立ち上げる。◆言われた通りにはやらず、必ず自分なりに工夫する。徹底的に疑うことでイノベーションが生まれる。失敗を許容する文化。2020/10/08
miki
5
タイトルにあるイスラエル国防軍のエリート養成プログラムの説明もあるが、基本的には「なぜイスラエルでは多くの起業家が育つのか」について論じられている。失敗をポジティブに捉え、スタートアップで失敗してもキャリアに箔がつくような文化。前提を疑い、積極的に議論する国民性。知らないことが多くて面白かった。2022/09/08
しんい
5
イスラエル軍のエリート養成プログラムを紹介したもの。50名/年に特別な研修を3年間かけて受けさせる。イスラエル人も書いているが、残念ながらインタビューのみで、実際なプログラムは取材できていない(と、思われる)。国防に関わるのので仕方ないかもしれないが、少し残念でした。2021/05/26
Ujiro21
4
イスラエル教育に興味を読む。タルピオットプログラム。高校生から成績優秀者を選別し軍事プログラムを含めたエリート教育を施す内容。中には参謀本部の作戦にまで関わり、退役後は得た知識でスタートアップ立ち上げ貢献。プログラムの脱落者は1/4。卒業生は過去40年で1000名。著者は卒業生数を成果を主張するが、年間30名弱のエリート教育であれば、軍事的な側面を除きどの国においても共同プロジェクトへの参画や企業はあるのではと思いつつ。落ちこぼれた人や課題そのものを語らないスタイルが怖い。その上、企業ビジョンを語られても2023/08/19
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