赤ちゃんってどうやってできるの？ いま、子どもに伝えたい性のＱ＆Ａ

著者名：アクロストン

主婦の友社（書籍）（2020/04発売）

• ISBN：9784074414604

内容説明

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大切なのに説明しづらい性の話を子どもに正しく楽しく伝える性教育本が誕生！医師夫婦・アクロストンによる初の著書。

「赤ちゃんってどうしてできるの？」
「生理ってなに？」
「どうしてぼくにはおちんちんがあるの？」
など、とても大切なことなのに、とても説明しづらい性のお話。

日本では「寝た子を起こすな」の思想のもと、
学校でも家庭でもタブー視されてしまいがちです。
一方で、ネットなどには歪んだ性のコンテンツがあふれ、
子どもたちが間違った価値観とともに成長するリスクが大きいのが現実。
そこで本書では、３～９才の子どもの親が性教育で悩んでいること、
困っていること、どう説明したらいいかわからないことすべてに性教育の専門家がまるっとお答えします。
監修には、小学生の子どもの親で、
実際の学校教育の現場で保健体育の授業を受け持つ医師夫婦のアクロストンさんを迎え、
リアルでまじめで楽しく役に立つ性教育本を目指します。

アクロストン:小学生2人の親でもある医師夫婦。
医療に従事する傍ら、公立小学校で保健体育の授業を受け持ったり、
全国で子ども向けの性教育のワークショップを行うなど、性教育を広める活動を行っている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なま]

★4　小さい子どもにとって性の話と他の話の区別は無いから小さい頃から性教育を始めるとラクだと話す著者。具体的にどの年齢で、どんな事を話すのか？多くのイラストを用いてわかりやすくQ&A方式で説明。性知識のウワサ、誤解、間違いに流されないよう注意が必要だと促す。子どもの疑問に曖昧に答えないように、また親の悩みや疑問にズバリ答えてくれる。親子で性を学べる一冊。（対象年齢は、親子で読む前提で）

2022/01/23

[ツキノ]

アクトルストンのおふたりの活動についてどこかで見た記憶がある。子ども達が小さい頃、ワークショップを受けたかったな。Q＆Aがとてもわかりやすい、「体形や顔の批評はなるべく口に出さないようにしたいものです」（145p）はその通り。子どもの頃、親が何気なく言うことに傷ついてきたので、それだけは順守している。言う必要も全くない。

2020/06/15

[つくね]

水着で隠す部分、プライベートゾーンは人に見せない、触らせない。というところから性教育は始まる。 他者との関わりの中での同意のところとかは、性に関わらず社会生活の中で大事なところであるのに、ちゃんと教育されていないよな。 性被害に遭いそうになった時に、それが、被害だと自覚できるように子どもに理解しておいてもらわないといけない。そのために、その子自身が大切な存在なのだと日頃から伝えていかないと。 小さいうちから少しずつ伝えていきます。

2020/10/15

[BON]

私は息子(3才)に胸を触られるのが嫌でした。 下の子が産まれたのもきっかけかもしれません。 けど、まだ小さい息子からの甘えを拒むことで息子が傷つきはしたいか悩み、嫌々ながら触らせていました。育児書にも受け入れてあげればよいと書いてあり、受け入れられない気持ち悪いと思ってしまう私が異常なのだと感じていました。けれどこの著書で「たとえ親であってもイヤと伝えていい」とあり、プライベートゾーンを伝えるきっかけであったのだなと思いました。

2020/10/09

[ねここ]

★★さらっと読めて参考になった。男の子は赤ちゃんの時から勃起するって初めて知った。

2022/05/21