内容説明
実質デビュー作の『12万円で世界を歩く』から約30年。あの過酷な旅、再び! 予算12万円で過去に旅したルートをたどる。今度はタイ国境をめぐり、北極圏を北上し、中国長江をさかのぼる。さらに「12万円でサハリンに暮らす」ことにも挑戦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
247
30年の年月を経て再訪する「12万円で世界を歩くリターンズ」の後篇。今回はタイ、北極圏(カナダ)、長江、サハリン篇である。私の予想では、北極圏篇は12万円ではとても無理、長江篇も今ではどうだろうか、他の2篇はクリアというものだった。結果は北極圏篇以外は成功している。もっとも、長江篇は大幅な旅程の変更を余儀なくされはしたのだが。これらの中では、サハリンに挑戦してみたくなる。もちろん、厳寒期は避けて。次いでは、ここまで無理をしないでのタイ北部か。紀行としても、タイ篇が一番充実しているだろう。下川裕治の最も⇒2026/01/09
まーくん
88
90年『12万円で世界を歩く』でデビューした、知る人ぞ知る貧乏旅行の下川裕治さん。30年を経て、かつての足跡を同じ12万円の予算で旅する。LCCの普及で往復の足代が安くなったこと、ネットの普及で予約やグーグル・マップでの位置検索など便利になったが、交通事情も変化し不便になったところも。しかしセンチメンタル・ジャニ―は難しい。近代化され便利になればなったで往時の不便さ・素朴さが懐かしい。それにしても下川さん、60代になっても良くやられているが、何か仕事感が滲み出て寂しい。新鮮な感動には若さも必要なのですね。2020/11/30
piro
27
30年前に12万円の予算で旅した場所を再訪する企画。今回はタイ、カナダ北極圏、中国長江、そして特別編のサハリン滞在。タイ辺境を巡る旅は下川さんのホームグラウンドでもあり、ある種の安定感。その分新鮮味には欠けますが、周辺国の変化は興味深い。LCCの台頭で航空券が大幅に安くなり、12万円でだいぶお釣りが来た様です。中国は経済発展で便利&快適になった反面、過去と同じ様な旅はし辛くなった様。カナダ編はレンタカーでひたすら極北の村を目指すものなのでちょっと下川さんっぽくないかな。旅心を唆られたのはやはりタイ編。2022/01/30
DEE
17
著者が30年前に歩いたコースを、再び巡ろうという企画本の第二弾。 タイ、カナダの北極圏、中国の長江、そしてサハリン。 12万円という縛りの中で、頭と手間を使い旅を続ける。場所によってはかなり過酷な旅を強いられているのだけど、飄々とした語り口なので大したことないように思えてしまう。そしてもちろんそれがこの本の魅力でもある。 サハリンというかロシア、ちょっといいかも。2020/11/14
雲をみるひと
13
下川裕治氏の30年前の貧乏旅行企画を現在になぞるシリーズの第二弾。タイの国境地帯、カナダの極地方、長江の船旅、サハリンでの滞在と今でもメジャーとはいえない場所が目的地になっていて思いがけないことが起こることもあり、旅行記としてシンプルに面白い。2020/04/10




