CPUの創りかた

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CPUの創りかた

  • 著者名:渡波郁
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • マイナビ出版(2020/04発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839909864

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内容説明

コンピューターの中核であるCPUという名のブラックボックス。その動作の「超」基本原理から設計までを4bitCPUを例に解説。アキバで手に入る部品だけで実際の制作も可能!実際に作らない人も読み物としてもタメになること請け合いです。

2003年の刊行から16年で30刷突破のロングセラー。

※本書の電子版について※
2019年9月発行の初版第29刷を底本としています。
解説内容や情報は基本的に、初版発行時の2003年8月段階のものから変更されておりませんので、ご注意ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

12
うん10年前に触っていた頃のことを思い出しましたが、いくら技術が進歩しても、デジタル回路である以上、フリップフロップやインバータ、AND/ORゲートの羅列になっているんですよね。プログラムメモリに格納されたプログラムをデコーダに解読させて、命令を実行。基本的には足し算をするだけなので、CPUそのものの差別化という意味ではスピードくらいでしょうか。最近はCPUよりもGPUの方が意味ありかと思います。2019/12/06

gill

11
結構な分量にも関わらず,軽妙な語り口で驚異的に読みやすかったです.CPUがどう構成されるか,どのように動くか,どう動かすか,などといったことは様々な書籍や講座で学びましたが,どう設計するか?というのは初めてでした.ある意味,今までに自分が学んだ中でも最も低レイヤな部分を理解して少し感慨深いです.ブラックボックスだったものが,案外単純な仕組みの組み合わせで動いていることが分かったことが嬉しいです.近々,本書の4bit CPU,あるいはそれを拡張したものを試作してみようと思います.2018/02/15

vinlandmbit

8
絵に惑わされてはいけない名著。まずこれを理解せねばというCPU初心者の登竜門をしっかり抑えているので、CPUに関連するハードウェア/ファームウェア/ソフトウェアエンジニア総じてお勧め出来る一冊。

むらきち

7
CPUの仕組みや凄さがよく分かる良本。前半は初心者にも読めるように配慮されており、ど素人の自分も取っつきやすかったです。中盤以降は苦行でした……。CPUの説明が終わるまで300ページ弱が費やされますが、その後に書かれている自作CPUの能力の限界まで使ったサンプルプログラム『ラーメンタイマー』がたった1ページで収まっており愕然とします。何気なく使ってるPCやスマホって、凄まじいモノが搭載されているのですね。2021/05/05

Naoki Ito

6
中学2年生の頃、夏休みの自由研究のためにこの本を買い、CPUを作った。 当時は内容を全然理解できなかったけど、とりあえず回路図と配線の写真をじっくり眺めてハンダ付けをした。動作原理がわかっていないから、誤動作したときも原因の特定なんてできなくて、結線を1つ1つ確認するぐらいしかできなかった。 最終的に奇跡的に正しく動くものが作れたけれど、設計を理解できなかったのがずっと悔しかった。だから、大学で計算機の基礎や設計の授業にもぐったりした。そして大学も卒業した今、改めて読み返したら…十数年越しに理解できた。2015/11/06

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