内容説明
「夢を自由に操る本」をきっかけに、疎遠だった幼馴染の天音との関係が好転した夢次。夢の中では結婚までした２人は、現実世界でも自然と手を繋いだり、添い寝したりと距離が急接近!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
ハメられて衝撃的な朝チュンを迎えた夢次と天音。少し前までは目を合わせることすら出来なかった幼馴染二人が、初めての共同作業で差出人不明の手紙の謎を解き明かす第二弾。もはや夢と現実の境界線がどんどん曖昧になっていく二人の距離感に、周囲は驚きつつも認識を改めて盛り上がり、ものすごい勢いで外堀が埋まってゆく状況とか、いつの間にか一緒にいるのが当たり前になってきた二人の雰囲気の変化にはついニヤニヤしてしまいますね…彼らと前世とかの関わりも気になるところですが、急接近待ったなしの二人の今後に期待せずにはいられません。2020/03/31
水無月冬弥
11
語部マサユキ先生の #ラノベ #キミラノ いやあ、ニヤニヤがとまりません。異世界でのバカップルの記憶がうっすらとのこっているせいか、特に天音ちゃんがぐいぐいきますね。だが、それがいい。いやあ、幼馴染ものはいいですね。2020/04/02
真白優樹
8
夢次と天音の距離が現実世界でどんどん近くなり周りがドタバタしながらも見守る中、二人で差出人不明の手紙の謎に挑む今巻。―――今ここにいるは確かな君。だからもう一度この世界でも。 一緒にお昼寝したり自然と手を繋いだり、共に謎へ挑んだり。異世界での冒険は一休み、だけど現実世界でも大冒険。そう言わんばかりにちょっぴりのシリアスの中に二人の甘々のラブコメを詰め込んだ巻であり、物語が広がり始め甘さも更に加速する巻である。二つの世界を巡り近づく距離は、どんな冒険へと向かっていくのか。 次巻も須らく期待である。2020/04/10
八岐
8
★★★★ 油断大敵、人目のある所でイチャツイたら、国民総記者な昨今ではニュースをバラ撒くようなもので。まあ本気で隠すつもりが無いだろうからこそ、無自覚にやらかしているのだろうけど。しかし女神様これ相当働き者なんじゃなかろうか。これだけせっせと関係者を転生、それも異世界に時間またいで放り込んでいるあたり、凄腕ネゴシのきらいさえ伺える。異世界編と両跨ぎで展開すると思われた物語は思いの外現代に腰を据えているあたり、中々の長編を企図しているのだろうか。だとすると嬉しいのだけれど。2020/04/03
リク@ぼっち党員
7
webでは幼馴染が不遇な作品が流行っているようだが、自分は語部さんの考えに激しく同意だ！ 積み重ねてきた絆は何物にも代えがたいのだよ！ 夢から醒めて現実へ。されどそれは夢だけど夢じゃない。もうお互いに遠慮がなくなってきて、素晴らしいほどに甘々だった。寒かったから幼馴染に後ろから抱きしめてもらって二人で一緒に昼寝しただけとか言い訳されたら、完全に逆効果でしょ。かー、いやしかー。ただ今回は異世界要素がほぼなかったので、そっちの方も少し見たい。でも現実ももっと見たい。悩ましい。2020/04/01
