受験で子どもを伸ばす親、つぶす親 知らないうちに「教育虐待」をしていませんか?

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受験で子どもを伸ばす親、つぶす親 知らないうちに「教育虐待」をしていませんか?

  • ISBN:9784799325933

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内容説明

2019年は、親が小学生ぐらいの子どもに手をかけるという痛ましい事件が立て続けに起こった年でした。
メディアが「虐待」という言葉を使って、これらのセンセーショナルな事件を大きく報道したのは記憶に新しいところです。
これらの「虐待」とは似て非なるものとして、「教育虐待」というものがクローズアップされたのも、ここ最近の特徴といえます。

子どもの成績が悪いときにガミガミ叱ってしまったり、思わず手が出そうになったが「教育虐待」という言葉が頭をよぎって冷静さを取り戻した、という経験は誰にでもあると思います。
しかし、少し過激な言い方になるかもしれませんが、私はこうも思っています。

「子どもに無用な劣等感を抱かせることも、一種の虐待である」
勉強において、子どもが劣等感を抱くのは、学校や塾の勉強についていけなかったり、テストで思うような成績が取れなかったりするときです。また、受験での失敗がきっかけにそうなることもあります。

驚くほど多くの親御さんが今、自覚なく、このような状況に陥っているのです。結果を出すには、いろいろなやり方があります。しかし、それ以上に人間のタイプはさまざまです。
また、そこに至るまでのプロセスにこだわりすぎるのも日本人の欠点です。
大学受験という目的に対しては、中学受験は単なる通過点に過ぎません。だから、そのタイミングでの結果がすべてを決めるわけではありません。
さらに言えば、その大学受験よりもっと大事なのは、その先にどのような人生を送っていくか、ということのはずです。

どんな子でも、その子に合ったやり方さえ見つかれば、必ず成績は伸ばせます。そうすれば、やり方次第で結果が出せるという自信がもてます。
だからこそ、たとえば東大のような一流といわれる大学にチャレンジする自信ももてますし、もちろん、合格することだってできるのです。さらに言えば、そうやって培った「自分なりのやり方で、戦略的に工夫しながら目的を果たせる能力」こそが、これからの社会に不可欠だと声高に叫ばれている「生きる力」そのものなのです。
どれだけ面倒見の良い塾でも、あなたのお子さんが最大限に能力を発揮できるような、完全オーダーメイドの教育をすることなど不可能です。
それができるのは、親であるあなただけです。
私が本書で語ることも、言ってみれば莫大な情報のうちの一つにすぎません。
しかし、必ずやその一助となってくれることと心から信じています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

51
和田先生の本連チャンです😅著者はルネクリニック東京院院長の和田秀樹先生。「受験は要領」がベストセラーになって大学受験のオーソリティとしても知られ、志望校別大学受験勉強法の通信教育の代表も務める。塾に行かせることが教育虐待になる親・ならない親、塾に行かせることで子どもを賢くする親・バカにしてしまう親、中学受験後に子どもをつぶす親・つぶさない親、東大を出て使える人間になる人・ダメ人間になる人、何のために受験勉強をするのかの5章構成。何がゴールかを忘れないこと、子どもに寄り添うことが大事。2025/08/22

はる

28
これは絶対読んでおいてよかった本。結局はもちろん良い大学もそうだが、「生きる力」を持ち、生きていって欲しいので、自分で考え失敗を経験しつつも生きていってもらいたいと強く思う。 調べもせず、良い塾だからといって入れて入れるだけで子どもを見もしないのは教育虐待だというワードは特に響く。また読み直すべきだなこれは。2023/11/28

Satoshi

9
娘の中学受験は終わったが、彼女の勉強はまだまだ続く。著者がペーパーテストの重要性を主張することは同意できる。スマホ時代でも基礎学力は必要だと思う。2021/04/20

すみけん

5
言いたいことは理解できるが、どうも鼻につく、というのが正直な感想。具体的な名称はサピックスと東大しか出てこないし、初等中等教育は大学受験までの通り道でしかないようにもとれる。その子に合う学校って、その学校がどんな教育をしているか、その教育内容であって、単なる通過点ではない。それを踏まえて書かれているとは思いたいけど、この人の主張には違和感を感じる。2022/06/17

Sayaka

5
勉強でも習い事でも子どもにあった方法を探すのは親の仕事であるということ。過干渉も放任もだめ。後半の大学入試制度改革については自分も疑問に思っていた事が多いので良くわかった。2020/08/19

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