- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
カビ・キノコ・酵母といった菌類の世界を解かりやすく紹介します。
微生物やウイルスについて科学的に紹介されている本はありますが、「菌類」を明確にとらえた本はこれまでありませんでした。
そのため、ビフィズス菌が菌類の仲間のように誤解されていることがあります。
本書では、「菌類」の生態を明らかにし、菌類の中でも特徴的なカビ・キノコ・酵母を中心に、生活環などをくわしくまとめています。
キノコなどは肉眼で見ても興味をひきますが、カビや酵母などは顕微鏡で見るとビジュアル的にインパクトがあります。
子供が自分で挑戦できるカビの観察方法なども掲載。
菌類が微生物の中でどのような位置づけを明確にする本です。
目次
第1章 菌類の正体にせまる/第2章 菌類のニセモノ・ホンモノ/第3章 カビを科学する/第4章 酵母を科学する/第5章 きのこを科学する/第6章 ヘンな生活をする菌類たち/第7章 菌類と私たちの生活/第8章 日本人の英知・コウジカビと麹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青雲空
8
低山歩きをしていると、今年は悪い意味でキノコの当たり年かと思う。カエンタケやドクツルタケという猛毒キノコを見かけるから。 キノコとその仲間、真正細菌との違いを勉強するために、借りてきた。子供の本は侮れない。 2022/09/14
ジュリ
4
納豆菌や乳酸菌は菌類ではない。菌類とは酵母、カビ、きのこのこと。この違いがわからなかったのだけれど、写真やイラスト付きで丁寧に解説してくれていて、わかりやすい本。2018/05/17
ckagami
2
「子供の科学」ですがかなりガチな内容。ふりがなはふってあるけど小学生じゃ難しいのでは……。細菌や変形菌など、菌類に含まれないものについてや分類(本によって分け方が違うので学説がいろいろあるのかな)の話のあと、菌類の生態について、人間がどう利用してきたかについての解説。写真やイラストを多用してわかりやすい。2020/02/14
6haramitsu
1
納豆のネバネバはバクテリアだったんだ〜!それがあんなに美味しいのね。冬虫夏草みたいな寄生するやつ超こわい。線虫捕食菌とかすごすぎる。。。そしてそういった菌を使った生物農薬があるとは。。。菌の世界すご!2021/03/02
mick
1
細胞はよく見ていたが、菌類は未知。小さい頃にこのような本に出会っていたら顕微鏡で見ただろうなあ。それにしても分類がややこしい。2016/07/19