学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書

  • 著者名:難波博之【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • SBクリエイティブ(2020/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815604578

ファイル: /

内容説明

「なぜ、+や-より×や÷を先に計算するのか?」
「なぜ、分数の割り算は、分母と分子をひっくり返してかけ算するのか?」
「2÷0の答えは、本当は0ではない!?」

多くの人が、小学校時代に算数の計算や図形の公式について
先生から「これは、こういうものなんだ」としか教わらなかったと思います。

ところが、そのような公式を掘り下げると、
じつは、そのウラ側に数学という学問の本当の「面白さ」が隠れているのです。

そこで本書では、月間150万PVを誇る数学の超人気サイトの運営者が、
学校では教えてもらえなかった、算数の公式の本当の意味を解説!
あなたも数学の「本当の面白さ」に目覚めること間違いなし!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

future4227

66
算数が苦手な人は、定義と定理を分けて考えていないと言う。学校の授業では定義と定理がごちゃまぜになって指導されるため、生徒は意味もわからないまま公式や解き方をただ暗記するだけの教科になってしまっていると。筆者は定義=ルール、定理=事実に置き換えて、なぜそうなるのか?という疑問に丁寧に答えていく。そもそも定義は都合のいいように勝手に作ったルールだから、これは覚えるしかない。でも、定理はルールに基づいて考えた結果導き出される事実や発見。これは理由をじっくり考えるべき所。ラングレーの問題、確かに楽しい!2021/12/31

南北

61
算数や数学は得意とはいえませんが、嫌いな科目ではないので読んでみることにしました。数学の内容を「ルール(定義)」と「事実(定理)」と言う観点から見るとわかりやすくなるとしています。分数の割り算で混乱してしまった人も割り算をかけ算の逆演算とすることで理解できるという点はおもしろいと思いました。その他、東大の入試問題で「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」というのが出題されたことがあるというのが印象に残りました。当時のゆとり教育で円周率は約3としていたことに対する批判とも言われていますね。2020/07/24

たまきら

40
この本面白い!子供のころ「どうして?」と聞くと「そういう決まりなんだ!」としか言われなかったことが細かく説明してあって、あの頃傷ついた自分の心がほんわか癒された感じです。各章ごとに絵をたくさん使った絵本にしてくれたら、小学生がすご~く楽しめそう。2021/08/24

Take@磨穿鉄靴

34
テーマは算数だけど普通に数学に通じる内容。微積をカジュアルな視点に留めたようなものとは違い勉強になった。特にルールと事実に関しての話は興味深かった。ルールと事実を分けて捉えるという考え方が身に付いただけでも収穫。★★★☆☆2022/02/27

kitten

19
図書館本。「公式を覚えなさい」ではなくて、なぜそのような公式が出てくるのか、できるだけごまかさずに、かつ、わかりやすく解説した本。あくまで算数なのでそんなにディープな話は出てこない。定義(ルール)と定理(事実)の説明は難しいな。数学の難問には、天才的ひらめきが必要なものがあり、それは数学的センスが必要だけれども、入試問題でそこまでの問題が出ることはほとんどないらしい。ただ、「ラングレーの問題」にはびびった。こんな補助線、人生を何回やり直しても引ける気がしない。2021/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15091280
  • ご注意事項