小学館文庫 駅弁味めぐり事件ファイル 乳頭温泉郷殺人情景（小学館文庫）

著者名：風見修三【著】

小学館（2014/10発売）

• ISBN：9784094084214

内容説明

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矢島耕平は、地域活性の企画イベントを請け負うプランナー。大手リゾート開発会社「森野ホールディングス」のCEO森野昭三郎に請われ、同社が経営する秋田・乳頭温泉郷近くの「沢の宿」再建に携わることになった。しかし現地を訪れた直後「沢の宿」の宿泊客が水芭蕉の群生地で他殺体となって発見される。森野ホールディングスの後継争いが事件の背景にあるらしいと気づいた耕平は同僚の相沢結女と調査を進め、発端が16年前に東京・杉並区で起きた放火殺人にあることを知る。駅弁の食べ比べを愛し、日本中を飛び回る青年の活躍を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ち～]

出版社またぎ企画、シリーズ3弾。今回は上司と同伴での出張のため、遅刻はなし。旅館の再建プランの企画を任される。その旅館の夕食の席で、1人の男と揉め事があり、その男の死体が発見される。旅館の経営者の後継者争いと、女将の過去が絡み合う。旅行の風情、お楽しみの駅弁、耕平の合気道も、今回から加わった、新入社員の経理・結女も活かせず終わった感じ。安定の土ワイ系ミステリー。双葉社からの第4弾が発行される事なく終わったのは残念かな。

2018/12/09

[ふみえ]

駅弁シリーズ３弾。２時間サスペンスで、これはこれで良いのですが、駅弁が副題なので、もう少し登場させて欲しい！あと、温泉宿や土地の食ももうチビッとお願いしたい。

2012/11/07

[poke]

駅弁はおまけ程度で登場。もっと旅をメインにだしてくれたら嬉しいな。

2015/09/23

[Urso]

乳頭温泉が舞台だったから読んだだけ。

2010/09/27

[雨巫女]

駅弁・殺人・観光地まるで二時間もののサスペンスですね。主人公耕平君は、是非とも劇団ひとりさんで。

2010/01/23