教科書には載せられない悪魔の発明(彩図社文庫)

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教科書には載せられない悪魔の発明(彩図社文庫)

  • ISBN:9784801302723

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内容説明

人間は長い歴史の中で、無数のものを発明してきた。その多くは日々の生活を豊かにする便利な道具として人々を助けているが、一方では、人を傷つけるものや、発明もおこなってきた。これらの品々を見ると、人間の本性が明らかになってくる。
果たして人間は善良な生き物なのか、それとも邪悪なのか――その答えが本書にある。〈最新のドローンや電磁パルス攻撃など、文庫版特別描き下ろしも収録!〉」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

30
人間が生み出し、同胞の大量殺戮に利用されたもの。環境を汚染するもの。日々の暮らしをおびやかすもの。基本的にどれも読んだことがある内容なのだが、ちょっとしたトリビアに満ちていて面白かった。たとえばミツバチを愛する人間なのでなぜドローンは「ドローン」なんだろう?という疑問があったのだが、1935年の英軍が開発した「クイーンビー」に記述があり、これはきちんと自分で調べてみたい。ソースは自分でまた洗い直したいが、人にちょっと言いたくなる情報満載で読みごたえがあった。2019/12/18

阿部義彦

21
彩図社文庫新刊、こちらは人間の発明したもので極めて残酷かつ非人道的な物を紹介してます。私も気分が悪くなってしまった物もチラホラ。殺戮処刑装置(ギロチン、地雷、枯葉剤、戦車、鉄条網)からバイオ、コンピューターウィルス、ドローンまで、私的にはロボトミー手術がグロかったです。焼夷弾なんて明らかに日本向けに開発された武器なんですよね、ゾッとしました。気の弱い人は無理して読まない方が良いかもです。2018/01/13

ふたば

6
身の毛もよだつような恐ろしい殺傷器、平和のためにと考えたはずのものが兵器となり、戦時中の兵器開発から、生活用品が生まれる。実際、ものは使いようで、どう使うかは、使う人間の性質に依存する。今までに世に送り出されてきた様々な発明品の発見のきっかけ、その後の動向も含めて興味深い内容だった。ギロチンが人道的な観点からの発明と知ってはいたが、電気椅子までもが人道的な見地からの発明だったとは恐れ入った。。。それまでの方法のなんと残酷だったことか。。。 せっかくの良いものを、正しく平和に使いたいと心から思う。2020/05/11

ペコ子

1
使う人間次第で 悪魔の発明になる。3Dプリンターで拳銃なんて考えたこともなかったので衝撃的でした。 2021/03/14

あずままん

1
怖いもの見たさでこっそり読む。「人道的な」ということばが所々出てきて、納得しそうになってしまうところが怖い。常識では考えられないのだが事実ばかりであった。2017/12/25

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